ウレタン防水とは?防水専門家が工法・メリットデメリット・費用を解説!

更新日:2024年10月2日 BY 福島 慎介
ウレタン防水とは?工法・工事シェア・費用まで徹底解説

ウレタン防水とは最もポピュラーな防水工事の工法です。

2023年度時点で最も市場シェアが大きく、コストパフォーマンスに優れた防水工法ですが、デメリットと注意点もあります。

防水工事見積もりcomで施工した中で、ウレタン塗膜防水は採用率42.2%と最も多いシェアです。
工法単位だと塩ビシート機械固定法が最も多く、シート防水はウレタン防水のシェアに迫りつつあります。

ウレタン防水のシェア
2019~2023年で採用された防水工法の比率

本記事は防水工事アドバイザーの福島が、ウレタン防水の工法、単価、耐用年数、メンテナンス方法まで解説しています。

近年増えている高強度ウレタンも紹介しているので、参考にしてみてください。

この記事の監修者
福島 慎介
福島 慎介

神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。

防災工事推進協会 代表理事 紹介ページへ

ウレタン防水とは?
<ウレタン防水の特徴>

ウレタン防水とは、建物を雨水から守る塗膜タイプの防水工事工法です。

液状のポリウレタン樹脂を建物表面に塗り重ね、化学反応により硬化させます。

これにより、耐久性のある防水層が形成され、建物への雨水の侵入を防ぐことができます。

ウレタン塗料を塗り重ね
ウレタン塗料を塗り重ねて防水効果を高める

継ぎ目のない防水層を形成することで、雨水の浸入を防ぎ、建物の耐久性を高める効果があります。

低コストであらゆる箇所に適用可能なため、広く普及しています。

塩ビシート防水やアスファルトシート防水などで対応できない箇所(笠木やパラペット、基礎、架台など)を、ウレタン防水で施工でき、幅広い使い方がされています。

ウレタン防水は、防水工事のなかでもシェアが最も大きく全体の31.3%(※)でウレタン防水で施工されています。

ウレタン防水のシェア
画像引用元:一般社団法人 防水材協会
https://www.jwma.or.jp/data.html
※一般社団法人 防水材協会が公表している2023年データから引用

ウレタン防水が向いてる建物と不向きな建物

ウレタン防水が適した建物・不向きな建物
<ウレタン防水が適した建物・不向きな建物>

ウレタン防水は建物により向き不向きがあります。

幅広い建物、形状に対応できる優れた防水工法ですが、不向きな建物もありますので、以下をご確認ください。

適した建物 複雑な形状の建物でも施工出来る
ビルやマンション等、貯水槽や室外機等が多いところ
基本的に、どの箇所でもお勧め
不向きな建物 ALC(軽量鉄骨:ハウスメーカー)

ALCの建物は地震などの揺れに対し、揺れ幅を大きくすることで逆に耐震性に強い構造をしています。

ウレタン防水は、揺れに対する追従性が弱いので、ウレタンが伸びて切れてしまい(伸縮性が低い)、ひび割れの原因となります。ウレタン塗膜層にひび割れが起こると雨漏りにつながるので不向きといわれています。

ALCの有名な建物のヘーベルハウス、セキスイハウス、パナホーム、トヨタホーム、ダイワハウスなどは、追従性が高い塩ビシートで施工されています。

ウレタン防水の補修すべき劣化サイン

ウレタン防水工事の補修を実施すべき劣化サインは主に下記の7つがあります。

  • 防水層の剥がれ・破れ
  • 防水層の膨れ・浮き
  • 防水層のひび割れ
  • モルタルの破損
  • 水たまりができている
  • 泥や土が溜まり雑草が生えている
  • 雨漏りがある
防水層の劣化
<防水層の劣化>
排水溝の劣化
<排水溝の劣化>

これらの症状は、雨水から建物を守る防水層が劣化しているサインです。1つでも該当する場合は、防水工事を検討する時期に入っています。

早めに対応することで、雨漏りも防げますし、お部屋の中の被害や、内装工事の費用を抑えることが出来ます。

ウレタン防水の改修工事をするタイミングは、実施すべき劣化のサインが出た場合や、前回の防水工事から15年経過している場合は、ウレタン防水の工事を検討開始する時期です。

ウレタン防水工事のおススメ時期としては、雨の少ない3~5月、10月~12月です。

防水業者の閑散期(公共工事の少ない時期)の3~4月は、費用の交渉もしやすくベストのタイミングです。

ウレタン防水の4つの工法
ウレタン防水の4つの工法

ウレタン防水は下記の4つの工法があり、それぞれ特徴、耐用年数が異なります。

  • ウレタン防水密着工法
  • ウレタン防水通気緩衝工法(つうきかんしょうこうほう)又は、絶縁工法と呼ばれます
  • ウレタン防水メッシュ工法
  • 高強度ウレタン防水工法
  耐用年数 メンテナンス期間
(トップコート塗り直し)
ウレタン密着工法 10年程度 5~8年に1度
ウレタン通気緩衝工法 13~15年 5~8年に1度
ウレタンメッシュ工法 10~13年 5~8年に1度
高強度ウレタン工法 10~13年 5~8年に1度

工法によって向いている建物や耐用年数が異なり、シートが有るもの、無いものがあります。

防水層の断面図とともに1つずつ解説していきます。

ウレタン防水密着工法

ウレタン密着工法の塗り作業

プライマーの上にウレタン塗膜を塗るウレタン密着工法

ウレタン樹脂を硬化させることで防水層を形成する工法です。

複雑な形状や凹凸が多い場所にも適用でき、シームレスで継ぎ目のない防水層を作ることができます。

他の工法に比べ価格も抑えれているので最も採用率の高い防水工法です。

ウレタン防水通気緩衝工法の断面図

<ウレタン防水密着工法の断面図>
雨漏り有効度 ★☆☆☆☆
雨漏りしている建物には不向きな工法です
価格相場(目安) 4500円~5500円/1㎡
平均寿命(目安) 10年程度
(5年~8年毎のメンテナンスを推奨)
保証 5年

密着工法は、既存の防水層の状態が比較的良く、雨漏りのない建物に採用されることが多いです。

ウレタン通気緩衝工法と比べると、工事費用が比較的抑えられます。

しかし、ウレタン通気緩衝工法とは異なり、下地と防水層の間にシートを貼らずに、下地と防水層を密着させる工法のため、雨水を逃すことができません。

下地に残った水分は、気温の上昇と共に蒸発して、防水層の膨れを引き起こします。

防水層の膨れ

<防水層の膨れ>

経年劣化により、膨れた部分が割れて雨漏再発の原因になります。

ウレタン密着工法がおすすめな方

  • 前回の工事がウレタン通気緩衝工法で工事された方
  • 防水層の状態が良く、将来的な雨漏りが心配な方
  • 工事する部位が複雑な建物の方
  • 商業ビルなど室外機が沢山乗っていてシート系の防水が出来ない方
  • 数年以内に売却を視野に入れて初期の工事コストをなるべく安くしたい方

ウレタン防水通気緩衝工法(ウレタン絶縁工法)

ウレタン防水の通気緩衝シート貼り作業

ウレタン防水の通気緩衝シートの貼り作業

通気性・緩衝効果を併せ持つ特殊シートの上に、ウレタン樹脂塗膜防水層を塗り重ねる工法です。

防水工法の中でも、雨漏りに強い工法の1つです。

通気緩衝シートは、下地に含まれる水分を外に逃がすことができ、防水層の膨れを防ぎ、下地の挙動を緩衝します。

ウレタン防水通気緩衝工法(絶縁工法)の断面図

<ウレタン防水通気緩衝工法(絶縁工法)の断面図>
雨漏り有効度 ★★★★★
雨漏りに有効な工法です
価格相場(目安) 5,800円~7,000円
平均寿命(目安) 13年~15年
保証 10年

通気緩衝工法は、絶縁工法とも呼ばれます。下地に通気緩衝シート(絶縁シート)を貼り、その上からウレタン樹脂を塗り固めていきます。

裏面に特殊加工(あみだ状の蒸気の通り道)された通気緩衝シートを貼ることで、下地に溜まった湿気や蒸気を脱気筒やドレン(排水溝)に逃がす構造になっています。

脱気筒を設置して下地に溜まった湿気や上記を外に逃がす

現状起きている雨漏りを止め、中長期に渡り雨漏りを防ぐ工法です。

ウレタン密着工法より工事費用は上がりますが、雨漏りがある建物には「ウレタン通気緩衝工法」が最適です。

なお、通気緩衝工法は技術力を必要とされるため、防水工事の専門業者に依頼しましょう。

ウレタン防水通気緩衝工法がおすすめな方

  • 雨漏りした建物の方
  • 1回の工事でより長持ちさせたい方
  • 将来的に雨漏りさせたくない方

ウレタン防水メッシュ工法

ウレタンメッシュシート

ウレタンメッシュシートの貼り作業

ウレタン樹脂(密着工法)にメッシュシート(ガラス繊維の布)をプラスして施工する方法です。

ウレタン樹脂の膜厚を均一に塗れたり、動きの挙動にも強くウレタン膜が破れにくかったりするため、ウレタン密着工法より長持ちする傾向にあります。

不均一になりやすい凹凸が多い部分や、立ち上がりという部分に多く採用されています。

ウレタン通気緩衝工法の立ち上り補強用クロス

<ウレタン通気緩衝工法の立ち上り補強用クロス>
雨漏り有効度 ★★☆☆☆
通気緩衝シートを採用した際の立ち上がり部分に採用される工法です。
価格相場(目安) 5,000円~5,500円
平均寿命(目安) 10年~13年
保証 ウレタン通気緩衝工法と合わせた場合10年

ウレタンメッシュ工法は雨漏りに強くないため、平場をウレタン防水通気緩衝工法を施工し、立ち上がり部分にウレタンメッシュ工法を採用するケースが一般的です。

立ち上がり部分に採用する理由は、立ち上がり部分は縦横の幅が小さく、通気緩衝シートを張れないため、代用品としてメッシュシートを入れます。

メッシュシートはウレタンを切れにくくするので、雨漏り対策を強力にすることができます。

立ち上がり部分が低い戸建てには採用されず、大型のマンションなど立ち上がり部分に高さがある建物に、ウレタンメッシュ工法を採用します。

工事工程は、メッシュ状の繊維材に、ウレタン樹脂を2重に重ねていき、最後にトップコートで仕上げる流れです。

ウレタンメッシュ工法がおすすめな方

  • 平場にウレタン通気緩衝工法を選び、立ち上がりに高さがある建物の方

高強度ウレタン防水工法

高強度ウレタンエバーコートZero1Hを塗布

高強度ウレタンエバーコートZero1Hを塗布

通常のウレタン塗膜防水の2倍の強度と、下地のひび割れに対する優れた追従性を持ち合わせています。

ウレタン防水通気緩衝工法を採用した際の立ち上がり部分において、ウレタン防水メッシュ工法の代わりに採用されるケースが増えています。メッシュシートを張らずにすむため、工期の短縮にもつながっており、最近は主流になってきています。

※2024年7月時点の執筆

高強度ウレタンの断面図

<高強度ウレタンの断面図>
雨漏り有効度 ★★★★★
通気緩衝シートを採用した際の立ち上がり部分に採用される工法です。
価格相場(目安) 5,500円~6,000円
平均寿命(目安) 10年~13年
保証 ウレタン通気緩衝工法と合わせた場合10年

作業はウレタン密着工法と同様に、下地の上にウレタン塗膜を塗っていきます。

高強度ウレタンは、通常のウレタンに比べ200%以上の伸縮率(伸び)があるため、地震や台風などの強い揺れや夏や冬といった温度差の変化対して伸縮することができます。

引用:エバーコートZero1H

塗膜強度も通常のウレタン防水に比べ、4倍近く上がっており、下地のひび割れに優れた追従性を発揮できます。
そのため、自然災害や温度環境の変化により対応しやすいため、雨漏りしづらいのが特徴です。

通気シートやメッシュシートを敷く必要がないため、工期が短くなり、費用も抑えられます。

防水塗料 機能性 特徴
(トップコート塗り直し)
エバーコート:Zero-1H 高物性、高耐候、高耐久 引っ張り強さは従来のウレタンと比べて2倍の強度
田島ルーフィング:GO-JIN 高強度、高伸長 メッシュフリーでもメッシュ工法を上回る性能
サラセーヌ:堅鎧(タフガイ) 高強度、高伸長(JIS認証) 1層目と2層目で別のウレタン塗料を使い高強度と高伸長の性能を担保

高強度ウレタンは今後シェアが増えていく可能性がある注目の工法です。

ウレタン防水はメリットも多く、防水工事において最も採用率が高いのがウレタン防水です。

ウレタン防水にはメリットが多いので採用されやすいのですが、デメリットもありますので、抑えておきましょう。

ここではウレタン防水のメリットデメリットをご紹介します。

もしウレタン防水のメリット・デメリットをもっと詳しく知りたいなら下記の記事をご覧ください。

ウレタン防水のメリット・デメリット!事例も含めて解説!

ウレタン防水のメリット

ウレタン防水のメリットは主に以下の7つが挙げられます。

  • 初期コストを塩ビシート工法に比べ抑えることができる
  • 工事後も補修がしやすい
  • 継ぎ目のない綺麗な防水層
  • 防水層が軽く建物に負担がかかりにくい
  • 複雑な建物にも適している
  • 工事後のメンテナンス費用が容易で、金額も安い(基本トップコート塗り直し)
  • 何度でも塗り重ねられるため、生涯コストが一番安い

ウレタン防水は、コストを抑えられることや、耐用年数、建物の負担などを考えるとメリットが多いため、多くの防水工事で採用されています。

特に、ウレタン通気緩衝工法はウレタン層の上に、何度でも塗り重ねることが出来るので生涯コストが一番安く、雨漏りも防げるため一番おススメの工法になります。

ウレタン防水のデメリット

防水に理想的とも思えるウレタン防水にもデメリットはあります。

ここでは主に5つのデメリットを紹介します。

  • 手作業のため塗膜面の均一性が職人の腕次第で変わる
  • 見た目では手抜き作業か分からない
  • 塗装にムラがあると劣化が急速に早まる
  • 施工前、施工中に雨が降ると工事完了の時間が大幅に変わる
  • 5~8年を目安にトップコートを塗り替えする必要がある

ウレタン防水の工事は、技術と信頼が伴う専門工事業者をしっかり探さなければなりません。

職人の技術次第で防水の耐用年数も変わり、見た目で手抜きが分からないとなると、技術と信頼の両方を兼ねた防水工事業者を探す必要があります。

その上で費用の相見積もりとなると、防水工事の依頼を決めるにも時間がかかってしまいます。

ウレタン防水の工期と価格相場の目安

ウレタン防水の工期と価格相場の目安

防水見積もり.comは、ウレタン防水の工事技術が高く、手抜きも一切せずに、適正価格を提示する防水工事業者を紹介しています。

ウレタン防水の工事事例は多数ある為、防水工事の事例と費用を紹介していきますので、参考にしてみてください。

ここではウレタン密着工法の事例、ウレタン通気緩衝工法の事例をそれぞれ紹介します。

ウレタン防水の費用相場・単価表をもっと詳しく見たい場合はこちらの記事をご覧ください。

ウレタン防水の適正単価と業者選びの注意点!【単価表公開】

ウレタン防水通気緩衝工法の事例と費用

・マンション

工法 屋上:ウレタン通気緩衝工法 平米 101㎡
金額 110万円
10年保証
工期 7日

マンションの屋上の事例です。屋上をウレタン通気緩衝工法で施工しています。
中古マンションを購入し、20年以上防水工事をしていないお建物でした。
賃貸に出しているため、入居者さまに雨漏りで迷惑をかける前に工事をされた方です。
101㎡で110万、納期7日なので、同じような規模の物件をお持ちなら参考にしてみてください。

・ソーラーパネル設置前

工法 ウレタン通気緩衝工法 平米 84㎡
金額 90万円
10年保証
工期 6日

ソーラーパネルを設置を設置を検討していたため、ソーラーパネル設置前に防水工事をしました。
ソーラーパネルを設置した後に、防水工事をしてもソーラーパネルの下に職人が入れないなどで防水工事の保証が出せない場合があると聞いて、先に防水工事をしました。

2015年にお問い合わせ頂き防水工事をされて、2023年現在雨漏りしておりません。

ウレタン防水密着工法の事例と費用

ウレタン防水密着工法の事例と費用について紹介させていただきます。

工法 ウレタン密着工法 平米 288.2㎡
金額 235万円
10年保証
工期 2か月

前回の工事でウレタン通気緩衝工法をしていたため、今回の工事ではウレタン密着工法を採用しました。

ウレタン通気緩衝工法の上にウレタン密着工法を施工したため、10年保証を出してもらえました。

室外機も多かったため、密着工法しか選択肢が有りませんでした。

前回の工事でウレタン通気緩衝工法をしていたので雨漏りもせず最初にウレタン通気緩衝工法をしておいて良かったとのご感想を頂きました。

ウレタン防水を長持ちさせるコツは主に以下の3点です。

  • ドレン(排水溝)の定期点検・清掃を行う
  • 防水層の定期点検・メンテナンスを行う
  • トップコートを塗り替える

ドレン(排水溝)の定期点検・清掃を行う

ドレンの劣化事例

<ドレンの劣化事例>

ドレンは劣化がしやすい場所になっており、ドレンの劣化が原因で雨漏りは起こりなす。

定期点検によりドレンの劣化を早期発見することが大切です。

ドレンが詰まり植物が生えている

<ドレンが詰まり植物が生えている>

ウレタン防水で弾いた水は、全てドレン(排水溝)に流されます。

排水溝付近に植物が生えたり、落ち葉やゴミが溜まっていくと、水が流れにくくなり、水分を含んだゴミが溜まっている場所の防水層が劣化していきます。

ビニールゴミ、落ち葉など様々なゴミは排水溝に入り込んでいきます。

排水溝にはゴミが侵入しないようストレーナーというカバーがついてますが、ストレーナーを外して掃除することをおすすめします。

防水層の定期点検・メンテナンスを行う

ウレタン防水の劣化症状

<ウレタン防水の劣化症状>

防水層の定期点検・メンテナンスは長持ちさせるためには欠かせません。

半年~1年に1回はご自分で屋上に上がって、目視で防水層の劣化を確認してみましょう。

見るべきポイントは、ウレタン防水層のふくれと、破れ(亀裂)がないか、各コーナー部分の破れないか、立ち上がり部分のひび割れがないかなどです。

ウレタン防水のふくれや破れは、工事をした業者の技術が低いと発生しやすくなります。

トップコートを塗り替える

トップコートの塗り作業

トップコートの塗り作業

一般的なメンテナンスの代表例としてトップコート(最上位保護層)の塗り替えがあります。

トップコートとは、ウレタン防水の最期の仕上げ材のことです。

ウレタン塗膜による防水層を紫外線や摩擦から守る役目を持ってますが、トップコートそのものに防水性能はありません

ウレタン防水は紫外線に弱いため、トップコートは必須工程です。

ウレタン防水のトップコートは下記の記事で詳しく解説しています。

ウレタン防水のトップコートとは?単価と塗り替えタイミングも解説!

トップコートの耐用年数は約5~8年です。

そのため、5~8年に1回はトップコートを塗り替えを推奨しています。

最近では、耐用年数が10年ほどあるシリコンやフッ素の高耐久トップコートが出てきており、トップコートを長持ちさせたい方は、採用を検討してみてください。


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防水工事に不安のある方、業者の選び方に自信のない方は防水工事見積もり.comにご相談ください。

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