【質問】
塩ビシートでも脱気筒をつける提案をされる業者と
必要ないという業者もいました。
どちらのほうがいいのでしょうか?
【回答】
結論から言いますと、どちらもOKです。
脱気筒は、水蒸気や湿気を抜いていく
ための出口です。
国土交通省の規定によると
約80㎡に1つ脱気筒を設置していくのが基本です。
塩ビシート自体に、
小さな気泡が抜けるようになっている仕様のため
脱気筒は必ず付ける必要はないと言われています。
*ドレン排水溝も出口の1つです
既存防水層や下地に水がかなり浸透している場合は
脱気筒をつけることもあります。
また、屋上やベランダが普段かなりの頻度で
歩行している場合は、脱気筒が邪魔になってしまうことも
あり付けないほうがいい場合もあります。
付けるのがOK
付けないのがNG
ではなく
既存の防水層の状態や
お客様の使う用途を考慮して
脱気筒の有無を決めていきます。



