職人さんの熱中症が心配です。 何か対策していることがあれば教えてください。

防水工事作業員の熱中症対策について、防水工事見積もり.comの防水工事アドバイザー福島が回答します。

■福島 慎介
神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。
防水工事作業員の熱中症対策についての質問と回答
【質問】
職人さんの熱中症が心配です。熱中症対策など、何か工夫していることがあれば教えてください。
【回答】
夏場の熱中症対策は、作業時間の調節や空調服の着用、こまめな塩分補給などを行なっています。
最近は夏場の気温が上昇し続けており、野外活動が危険とされるほどの猛暑のなかでの工事に不安を感じる方もいるかと思います。
具体的にどのような熱中症対策を行なっているのか、簡単にご紹介します。
夏場の防水工事での熱中症対策

まずは作業をする時間帯を調整しています。
1時間の作業でもかなりダメージがある夏場の作業なので、一番暑い日中の時間帯に作業しないようにしています。
朝7時から10時まで作業し、日が落ちてきた夕方にまた作業することが多いです。
一番気温が高い時間帯は作業をしませんが、一番日が照っている時間に塗料や接着剤を乾かすことが出来るので、夏場にも工事をするメリットはあります。
次に、職人さんはファン付きの空調服を着ています。
最近の日本の夏は常に猛暑となるため、ファン付き空調服は野外で働く人にとって熱中症対策の必需品と呼べるアイテムになっています。
屋上防水工事の現場が空調服の効果を紹介する事例として取材されたこともあります。
他には塩飴を常に舐めてこまめに塩分補給をするなど、熱中症対策をしっかり行っています。
まとめ
最近の夏は野外活動が危険と言われるほどの酷暑になっていますが、実は豪雨や台風で雨が多くなる夏場は防水工事の繁忙期でもあります。
夏場でも防水工事を問題なく施工できるように、熱中症対策は万全に行なっています。
もし心配な場合は、依頼先の防水工事業者に「どのような熱中症対策をしていますか?」と聞いてみるのも良いと思います。
実際にどのような工事が行われるかなど、防水工事についてのより詳しい解説は以下の記事をご覧ください。