ウレタン防水後、気泡のような泡がところどころにあるのですが、大丈夫でしょうか?
更新日:2025年1月9日 BY 福島 慎介

ウレタン防水の気泡について、防水工事見積もり.comの防水工事アドバイザーが回答します。
この記事の監修者

■福島 慎介
神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。
ウレタン防水の気泡についての質問と回答
【質問】
ウレタン防水後、気泡のような泡がところどころにあるのですが、大丈夫でしょうか?
【回答】
小さな発泡(ピンホール)と呼ばれるものだと考えれます。
ウレタン防水の仕上げ材(トップコート)の、乾燥しない状態でトップコートを塗布してしまうと、中の反応ガスの抜け道がない、という状態になります。
そうなると、ガスが抜けきらず、気泡のような小さな空間が空いてしまうことがあります。
特にそのままにしておいても雨漏りはしません。
但し、綺麗な仕上がりではないので、気になる気持ちも分かります。
工事をした業者に相談し、回避方法を聞いてみてください。
基本的な回避方法の例
気泡(ピンホール個所)を大きくカットする。

カットした箇所に下地調整材・プライマー(接着材)をもう一度塗布し最後にトップコートを塗布する。

ウレタン防水の工法や手順と合わせてご覧ください。