トップコート塗り替えって必要ですか?
更新日:2025年1月24日 BY 福島 慎介

トップコートを塗り替える必要性について、防水工事見積もり.comの防水工事アドバイザー福島が回答します。
この記事の監修者

■福島 慎介
神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。
トップコートを塗り替える必要性についての質問と回答
【質問】
トップコート(保護塗料)塗り替えって必要ですか?
【回答】
結論として、防水効果をより長く維持したいのであれば、トップコートの塗り替えは必要です。
トップコートとはどのようなものなのか、簡単にご説明します。
トップコートとは

トップコートはウレタンやFRPといった 塗膜系防水工法で最後に仕上げする塗装のことです。
太陽の紫外線や雨による劣化を軽減する役割があります。
膜厚は0.2mmほどしかないため、数年経過すると、薄くなり剥がれやすくなります。
剥がれたからといって、直ぐに塗り直す必要はありません。

しかし、トップコートが剥がれた状態のままでは、紫外線や雨といった防水層にとって悪いことをダイレクトに受けやすくなるため、経年劣化のスピードが早まってしまいます。

そのため、5~8年に一度塗り直しをしておくと、その心配がなくより長く防水層を保持できやすくなります。
まとめ
トップコートは防水層を保護する役割を持っています。
防水効果をより長く維持したいのであれば、5~8年に一度はトップコートの塗り直しを行いましょう。
以下の記事では、ウレタン防水のトップコートについて、塗り替えのタイミングや施工費用などを詳しく解説しておりますので、よろしければご覧ください。