塩ビシートに水が溜まると、良くない?水が溜まる原因と耐久性は?

塩ビシートに水が溜まる原因と耐久性について、防水工事見積もり.comの防水工事アドバイザー福島が回答します。

■福島 慎介
神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。
塩ビシートに水が溜まる現象についての質問と回答
【質問】
塩ビシートは水が溜まりやすいと聞きます。
水が溜まると、シートそのものにも良くないかと思うのですが実際はどうでしょうか?
【回答】
結論を言うと、問題ありません。
水はいつかは乾きます。シートに破断が無い限り、漏水はしません。
塩ビシートに水が溜まる理由と、塩ビシートの耐久性について簡単にご説明します。
塩ビシートに水が溜まる理由

シート防水は、多少たわみを持たせて貼ることが多く、雨が降ると一時的に水が溜まりやすくなります。
真っすぐ貼り過ぎると、地震や強風などの圧でシートが伸び過ぎて切れてしまいます。
また屋上は、夏場暑く冬寒いのでシートの伸び縮みが毎年あるため、温度による伸縮性に追従するためにも少したわみを持たせて貼るケースが多いです。
ですので、少したるんだ時に雨が降ると水が溜まってしまいます。
しかし、それが漏水に繋がることはほぼありません。
心配でしたら施工した業者に一度、点検してもらってください。
塩ビシートの耐久性

塩ビシートの耐久年数は12年~18年ほどです。
シート防水は耐久性が高く、シート自体が防水材であるため、長期間にわたり効果を発揮します。
そのため、他の防水工法よりもメンテナンスの頻度を減らすことができます。
適切に施工されていれば、20年以上の耐用年数を持つ場合もあります。
まとめ
塩ビシートに水溜りができることは問題ありません。
塩ビシート防水の耐久年数は12〜18年ほどなので、耐久年数を目処に点検やメンテナンスを行うと良いでしょう。
塩ビシート防水についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。