既存の防水層が塩ビシートなのですが、 今回新たに防水工事をするとしたら塩ビシート工法でないとダメですか?
更新日:2025年4月11日 BY 福島 慎介

既存防水が塩ビシート防水の場合の防水工法選びについて、防水工事見積もり.comの防水工事アドバイザー福島が回答します。
この記事の監修者

■福島 慎介
神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。
既存防水が塩ビシート防水の場合の防水工法選びについての質問と回答
【質問】
既存の防水層が塩ビシートなのですが、今回新たに防水工事をするとしたら塩ビシート工法でないとダメですか?
【回答】
結論は、既存の防水層が塩ビシートなのであれば、塩ビシート工法での防水工事をオススメします。
なぜ既存の防水層に合わせたほうがいいのか、その理由を簡単にご説明します。
既存の防水層に合わせて塩ビシート工法を選んだ方がいい理由

同じ塩ビシートのほうが材料の相性が良いですし、失敗のない選択肢なのでオススメです。
塩ビシートの上にウレタン防水をすることもできますが、硬化不良や、著しい剥がれが起きる場合もあります。
また、選択肢として塩ビ専用のウレタン工法もあります。
しかし層間プライマー(接着剤)の選び方1つで、剥離しやすくなったりしますので注意が必要です。

まとめ
既存の防水層が塩ビシートであれば、同じ塩ビシート工法で施工することをおすすめします。
材料同士の相性が良く、トラブルのリスクを抑えることができます。
一方で他の工法を選ぶ場合は、使用する接着剤や施工方法に十分な注意が必要です。
もし、防水工法選びにお困りごとがあれば、防水アドバイザーの福島までご相談ください。
また、塩ビシート防水についてより詳しく知りたい方は、下記の記事で解説しておりますのでぜひご覧ください。