防水工事は、雨の時工事がストップすると聞くのですがなぜですか?
更新日:2023年7月6日 BY 福島 慎介
【質問】
防水工事は、雨の時工事がストップすると聞くのですがなぜですか?
【回答】
特に、ウレタン防水やFRP防水といった塗膜系の防水工事は雨の時は、工事をストップします。
雨水によって塗膜が薄まったり、塗った部位の塗膜料が流されたり、雨粒の痕ができたりして、そのあと防水層を一定の厚さをに塗るのが難しくなります。
また、濡れている状態で塗ってしまうと、後で硬化不良という現象が出ます。
剥がれやすくなったり、塗った跡が汚いなどのトラブルにも繋がります。
塩ビシートやアスファルトは、シート系の防水などで、あまり天候には左右されにくいと言われています。
それでも接着する際には、接着剤は使いますので、雨時はできる限り工事がストップしたほうがいいです。