防水工事は、雨の時工事がストップすると聞くのですがなぜですか?
更新日:2024年10月28日 BY 福島 慎介
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雨の時工事がストップすることについて、防水工事見積もり.comの防水工事アドバイザー福島が回答します。
この記事の監修者
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■福島 慎介
神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。
雨の時工事がストップすることについての質問と回答
【質問】
防水工事は、雨の時工事がストップすると聞くのですがなぜですか?
【回答】
特に、ウレタン防水やFRP防水といった塗膜系の防水工事は雨の時は、工事をストップします。
雨水によって塗膜が薄まったり、塗った部位の塗膜料が流されたり、雨粒の痕ができたりして、そのあと防水層を一定の厚さをに塗るのが難しくなります。
また、濡れている状態で塗ってしまうと、後で硬化不良という現象が出ます。
![ウレタン防水の水泡](https://bousuikouji.info/wp-content/uploads/2024/10/suihou.webp)
剥がれやすくなったり、塗った跡が汚いなどのトラブルにも繋がります。
塩ビシートやアスファルトは、シート系の防水などで、あまり天候には左右されにくいと言われています。
それでも接着する際には、接着剤は使いますので、雨時はできる限り工事がストップしたほうが良いです。