ウレタン防水のトップコートを2回塗ると耐久性は長くなりますか?
トップコートを2回塗りした場合の耐久性について、防水工事見積もり.comの防水工事アドバイザー福島が回答します。
神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積もりや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。
トップコートを2回塗りした場合の耐久性についての質問と回答
【質問】
ウレタン防水は、最後に1回トップコートという塗料を塗ると聞いています。
トップコートを2回塗ると耐久性は長くなりますか?
【回答】
結論から申しますと、塗る回数が増えると耐久年数にも影響はあるかと思います。
2回塗れば足し算のように耐久年数が伸びるというわけではないですが、“劣化しにくくなる=結果的に長持ちしやすくなる”のは事実です。
トップコートの2回塗りのメリット

| メリット | 内容 | 効果 |
|---|---|---|
| 膜厚が安定する | 1回塗りだとムラが出やすいが、2回塗ることで均一な厚みになる | 保護性能が安定する |
| ピンホール防止 | 1回目でできた微細な隙間を2回目がカバーする | 防水層へのダメージリスクが減る |
| 紫外線耐性アップ | 塗膜が厚くなる | 紫外線劣化が緩やかになる |
トップコートを1回塗った時の塗膜の厚さは0.2ミリほどのため、数年経過すると塗膜が薄くなり、剥がれやすくなります。
そして、トップコートには太陽の紫外線を防ぐ効果があるため、剥がれれば紫外線がダイレクトにウレタン防水層にあたることになり、防水層の経年劣化が早まります。

<トップコートが紫外線から防水層を守っている>
トップコートを2回塗れば、数字的には塗膜が厚くなり、長持ちする可能性はあります。
但し、トップコートを塗る工程が1回増えるので、その分費用もあがります。
まとめ
トップコートを2回塗るというケースは現実的にあまりありませんが、2回塗った場合はトップコートが剥がれにくくなる可能性はあります。
とはいえ、いずれ経年劣化で剥がれる時が来ますので、定期的な塗り替えによるメンテナンスは必要です。
以下の記事では、ウレタン防水のトップコートについて、耐用年数や塗り替えタイミングなどを詳しく解説しておりますので、ぜひそちらもご一読ください。

