市販の防水材でDIYしようかと思うのですが注意ポイントってありますか?
市販の防水材でDIYする際の注意点について、防水工事見積もり.comの防水工事アドバイザー福島が回答します。
■福島 慎介
神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。
市販の防水材でDIYする際の注意点についての質問と回答
【質問】
市販の防水材でDIYしようかと思うのですが注意ポイントってありますか?
【回答】
ベランダ防水や玄関前など小さい面積であれば、DIYしても良いかもしれません。
ただし、屋上や屋根などの大きい面積の場所はDIYしないことをお勧めします。
それでは、市販の防水剤でDIYする際の注意点について、簡単にご説明します。
市販の防水剤でDIYする際の注意点
まずは、DIYに使用する塗料について、注意点があります。
市販の防水塗料のご使用は、耐久テストや実績があまりよく分からないこともありますので、オススメはしません。
塗料の選び方については、以下の記事で詳しく解説しておりますので、こちらを参考にしてください。
また、DIYをする場所の面積にも注意しましょう。
ベランダや玄関前など小さい面積はDIYしても良いかもしれませんが、屋上や屋根などある程度面積のある場所は、プロの専門業者に依頼したほうが失敗の少ない工事になります。
面積の大きい場所をDIYすると、DIYしたことが原因で逆に雨漏りが発生してしまった、防水層が硬化不良をおこしたり、風船のように膨れたりした、などの2次被害に繋がります。
このような2次被害が発生してしまった場合、DIYした箇所を全て撤去しないと防水工事ができないために、産廃費や撤去代が余計にかかってしまうこともあります。
まとめ
「餅は餅屋」
防水工事は専門業者に任せるほうが失敗する確率は低くなります。
また、業者に任せる際も、業者の言いなりにならないように、あなた自身が知識をつけておくことで、業者選びに失敗しないで済みます。
しかし、ご自身だけで必要な知識を集めて、業者の目利きをして工事をする、というのは難しい場合も多いかと思います。
もしこのようなお悩みがある場合は、お気軽に当サイトの防水アドバイザーへご相談ください。
ご相談・調査・お見積もりは完全無料でご利用いただけます。