アスファルト防水の「A-1」と「A-2」の違いを具体的に教えてください
更新日:2024年9月20日 BY 福島 慎介
アスファルト防水の「A-1」と「A-2」の違いについて、防水工事見積もり.comの防水工事アドバイザー福島が回答します。
この記事の監修者
■福島 慎介
神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。
アスファルト防水の「A-1」と「A-2」の違いについての質問と回答
【 質問 】
アスファルト防水の「A-1」と「A-2」の違いを具体的に教えてください。
【 回答 】
アスファルト防水の「A-1」工法と「A-2」工法の違いについて説明します。
A-1工法
しっかりした防水
アスファルトを2~4回ほど重ねて作る、強力な防水工法です。
ぶ厚い防水層を作るので、雨水が建物にしみ込むのをしっかり防ぎます。
丈夫で長持ち
特に大型マンションや大型施設の屋上のような広い場所や、長持ちさせたい場所に向いています。
建物が少し動いても、ひび割れにくいのがポイントです。
A-2工法
シンプルな防水
アスファルトを1層~2層を重ねます。
A-1工法と比べると、防水層は薄めです。
コストと工期が少ない
工事費用が少し安く済み、短期間で工事が終わることがメリットです。
それでも十分な防水性はあります。
まとめ
A-1工法は「大型の建物の屋上で新築」におすすめです。
A-2工法は、2回目以降の改修工事と呼ばれる屋上防水に向いています。