FRP防水のメンテナンス方法はどのようにすべきですか?
FRP防水のメンテナンス方法について、防水工事見積もり.comの防水工事アドバイザー福島が回答します。
■福島 慎介
神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。
FRP防水のメンテナンス方法についての質問と回答
【 質 問 】
FRP防水のメンテナンス方法はどのようにすべきですか?
【 回 答 】
FRP防水のメンテナンス方法についてご説明します。
1.ドレン清掃
ドレン(排水溝)にゴミやほこりが溜まりやすいため、1年に一度はゴミや落ち葉、泥などを取り除きましょう。
ドレン(排水溝)にゴミが溜まると、排水が悪くなり逆流することがあります。
最悪、プール状態になり、少しでも亀裂があると漏水する可能性もあります。
小まめな清掃を心がけましょう。
2.トップコート
FRP防水は、膜厚で防水性を持たせる工法です。
太陽の紫外線や熱、雨などで塗膜が年々薄くなってきます。
塗膜が薄くなると、防水層そのものにひび割れや亀裂が発生しやすくなります。
それが雨漏りに繋がることもあります。
できれば防水工事後、6~8年くらいの間で、トップコート(保護層)塗り直しをオススメします。
トップコートの再塗装することで、FRP防水の耐久性を復活し維持がしやすくなります。
トップコートの塗り直しのタイミングは、施行した業者に見てもらい相談して決めていくとよいかと思います。
3.業者による点検
そのためにも施工した業者には、工事後の定期点検を実施してもらうとより安心です。
本物の優良業者は、見積もりに定期点検も含めて提案してくれます。
無償の場合もありますが、有償でもやってもらう価値は大いにあります。
一般的な相場は、3万ほどくらいになります。
防水工事後、5年・10年くらいの頻度で、業者による点検はぜひオススメです!
FRP防水のメンテナンスについて詳しく知りたい方は、防水アドバイザーの福島にご相談ください。