ブロック塀のゆがみは火災保険で直せますか?

ブロック塀のゆがみを火災保険で直せるかについて、防水工事見積もり.comの防水工事アドバイザー福島が回答します。

■福島 慎介
神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。
ブロック塀のゆがみを火災保険で直せるかについての質問と回答
【質問】
ブロック塀のゆがみは火災保険で直せますか?
【回答】
ゆがみが発生した原因や、ブロック塀を設置している場所によります。
どのような場合に火災保険が適用されるのか、簡単に説明いたします。
火災保険が適用される3つの条件

ブロック塀のゆがみに火災保険が適応される条件として、考えられるものは3つあります。
- 自然災害による被害であること
- 人的な原因によるゆがみであること
- 敷地内にブロックがあるかどうか
強風で物が飛んできて塀が倒れたり、落雪による重みで塀が押しつぶされたりなど、自然災害が原因でゆがんだ場合は適応されます。
経年劣化や地盤沈下など、自然災害以外の要因では補償されません。
被害状況がわかる写真や現場の証拠を記録しておくことが、申請時に重要になります。
また、蹴られたり、子どもに壊されたりなど、人災によるゆがみも保険の申請を検討されても良いかもしれません。
敷地内にブロックがあるかどうかも、火災保険を適用するかどうかを決める判断基準になります。
公道をまたぐ場合は適用されません。
まとめ
ブロック塀のゆがみが火災保険で補償されるかは、「自然災害による被害かどうか」「人的な原因か」「敷地内かどうか」がポイントです。
経年劣化や地盤沈下によるゆがみは対象外となるため、被害状況を正確に記録して保険会社に確認しましょう。
火災保険で直せるかどうか、個別で相談したい方は防水アドバイザーの福島までご相談ください。
また、こちらの記事では、雨漏りを例に挙げて火災保険の適応条件について解説しておりますので、ぜひご参考ください。