※しつこい営業は行いません!

※当日~1営業日でご返信します

今すぐ無料相談する
メールフォームはこちら
LINEで今すぐ無料相談
トークで悩みを今すぐ解決
受付時間:月~土 9~20時

ウレタン防水密着か通気緩衝工法(絶縁工法)どちらにしようか迷ってる方へ

更新日:2024年7月19日 BY 福島 慎介

アイキャッチ(ウレタン防水は密着工法と通気緩衝工法どちらにすべき?)

ウレタン防水を施すに当たり、密着工法にすべきか、通気緩衝工法(絶縁工法)にすべきか、悩まれる方はとても多いです。

防水工事見積もり.comにおける施工実績でも、ウレタン防水通気緩衝工法が若干多い状態ですが、悩んだ末に決められた方も多いです。

防水工事のシェア
防水工事見積もり.com 2019~2023年で採用された防水工法の比率

こちらの記事を読むことで、密着工法か通気緩衝工法のどちらにすべきかの判断基準をつけることができます。それでもわからない方は、防水工事アドバイザーの福島が無料で相談に乗っていますので、ご気軽にお問合せください。

この記事の監修者
福島 慎介
福島 慎介

神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。

防災工事推進協会 代表理事 紹介ページへ



ウレタン防水密着工法
ウレタン防水密着工法
ウレタン防水通気緩衝工法

ウレタン防水通気緩衝工法

大まかには密着工法は安く済ませたいときに採用し、通気緩衝工法(絶縁工法)は防水効果を長持ちさせたいときに採用します。しかし、雨漏りしている場合は、雨漏りにより下地に入り込んでいる水分を外に排出することができないため、費用が高くなりますがウレタン通気緩衝工法(絶縁工法)で工事をする必要があります。

つまり、雨漏りの有無や、現在の防水層と下地の状態、建物の形状などで採用すべき工法が異なるので、簡単には判断はできません。

しかし、防水工事アドバイザーである福島がおすすめするのは、ウレタン通気緩衝工法(絶縁工法)です。

また最近では、ウレタン防水バリボード工法や、高強度ウレタン防水、ウレタン機械的工法など、ウレタン防水でも様々な工法があるため、判断が難しい場合は、防水工事の専門家から意見を聞くべきです。

ウレタン密着工法ウレタン通気緩衝工法
雨漏り有効度★☆☆☆☆
雨漏りしている建物には不向きな工法です
★★★★★
雨漏りに有効な工法です
価格相場(目安)5,000円~6,000円/1㎡6,000円~7,500円/1㎡
平均寿命(目安)10年程度
(5年~8年毎のメンテナンスを推奨)
13年~15年
保証5年10年
メンテナンスコスト2,500円~/1㎡2,500円~/1㎡
工期5~8日7~12日
業者の技術レベル★★☆☆☆★★★★★
騒音・異臭なしなし

大まかな比較ポイントは以下の通りです。

  • 防水効果を取るか、費用を取るか
  • 雨漏りしているか(15年以上防水工事をしていない)、していないか

現在の下地の状態や建物の形状を専門家の視点で診断する必要があり、上記ポイントだけで完全な判断ができるわけではありません。

防水工事見積もり.comでは無料でアドバイスができますので、ご気軽にお問合せください。

防水工事見積もり.comに寄せられた質問から、判断事例を1つ紹介します。

■建物の状態

  • 木造在来工法(外壁サイディング)戸建て
  • 2階ベランダ床は、現在ウレタン防水密着工法
  • 現況、気泡等発生中
  • 大きな亀裂、屋内外雨漏り(染み)等はない

ウレタン密着かウレタン通気緩衝工法どちらにしようか悩んでおり、物件が古く、気泡発生等がある為、再発を防止したいというご希望でした。

■回答

確実に10年以上もたせたい。気泡などをなくしたい。ということであれば「ウレタン通気緩衝工法」の採用がおすすめです。

気泡は下地に含まれる水分が、水蒸気となり下地から発生していることが原因ですが、密着工法は水蒸気を外に逃がすことができません。

但し、ベランダなどは面積が小さいこともあり、通気緩衝シートが貼れない場合もあります。業者に判断してもらいましょう。

下地の水蒸気が膨れの原因に
下地に含まれる水蒸気が膨れの原因になる

下地の上に貼る通気緩衝シート
下地の上に貼る通気緩衝シート
脱気筒を設置し水蒸気を外に排出する

気泡が発生しているということは、下地に水分が含まれているので、ウレタン通気緩衝工法で現在含まれている水分も外に逃がしていく必要があります。密着工法で工事をすると気泡が再発する可能性があります。気泡を放置すると防水層に亀裂や破れが生じて雨漏りにつながってしまいます。

防水工事業者と他業者の違い
防水工事業者と塗装・リフォーム業者は異なる

防水工事は専門性が高く、防水工事を行うことができる業者でも判断を間違えることがあります。更には、リフォーム業者や塗装業者が防水工事を行うことがありますが、リフォーム業者や塗装業者は、防水工事に関する知識・経験が少ないため、判断を間違いやすいです。雨漏り工事や防水工事は、しょうちゅう工事でないため、業者自体も正しい判断が大変難しい工事になります。

防水工事業者以外に見積もりを依頼
防水工事を防水工事業者以外に依頼している方が圧倒的

防水工事を行うにあたり、防水工事専門業者ではなく、塗装業者リフォーム業者に問い合わせしている方は多く、防水工事見積もりcomの調査でも防水工事業者以外に見積もりを依頼していたという方がなんと93.1%でした。

ウレタン防水の工法どちらが良いか迷ったら、防水工事見積もり.comへご相談を

防水工事見積もり.comでは、既にお持ちの見積もりの診断を無料で行わせて頂いています。

当サイトにお問い合わせをする方のほとんどが、既に見積りをお持ちの方です。

見積もりを拝見させて頂き、不要な項目や提案の課題・問題を発見します。

その上で必要に応じて優良防水工事業者を最大3社紹介させて頂きます。

防水工事は「どのウレタン防水工法を選ぶか?」という事以外に、「どの業者に依頼するか?」が重要です。

業者の調査力、提案力、技術力により、防水工事の耐用年数が変わります。

建物を維持するための工事を実施できる業者を選ぶ必要があります。

カテゴリー :ウレタン防水