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【防水工事】最安値の見積もり実は詐欺かも!?裏事情と交渉術を公開

更新日:2024年1月24日 BY 福島 慎介

見積もり最安値の裏事情

このページは、お客様からいただいた体験談を元に、制作しております。防水工事で失敗しないための情報をまとめておりますので、一度最後までお読みくださいますようお願いいたします。

以下のような方は、悪徳業者に騙されてしまう危険性がありますので、ご注意ください。

  • 最安値の見積りが良いと思っている
  • 何社も見積りを取り、価格競争をさせたいと考えている
  • とにかく費用を叩けば良いと思っている
  • 知り合いに工事を依頼しようと検討している
  • ネットの情報を信じて、その知識を元に交渉しようとする

当サイトには雨漏りが止まらない。工事をやり直してもいいのでなんとかして欲しい というご依頼をたくさんいただきます。 その方のお話を詳しく聞くと、上の5つのどれかに当てはまるのです。

安くお得に工事をしたはずなのにどうしようもないトラブルを抱え、皆様「こんなはずではなかった」とおっしゃいます。

値引き交渉は高額な工事では当たり前のことですし、知り合いの方の方が信頼感があるように思います。ではなぜ、トラブルが発生してしまうのでしょうか?

防水工事は、防水工事専門業者がいるほど専門性が高く、依頼する側が基礎知識を備えておく必要があります。防水工事とは?という下記の記事も併せてご覧くださいませ。
防水工事とは?工事の種類・耐用年数・単価まで徹底解説
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12,000枚以上の見積もりを診断してきた防水アドバイザーが、あなたのエリアの技術とコストパフォーマンスに優れた防水工事・雨漏り修理業者を無料で数社紹介します。

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まず始めにお伝えしたいのですが、業者は絶対に赤字の工事は行いません。
実際に施工する職人の給料も出さなければいけませんし、利益を出さなければ、会社は倒産してしまうので当然です。

ですので、大幅な値引き交渉を安易に引き受ける業者は、必ずどこかで手抜き工事をされていると思ったほうがいいです。

最安値の見積りは、欠陥工事につながります。早いと、数カ月後に雨漏りしてしまいます。
理由ですが、大きく分けて3つあります。

1-1.防水層を作らない手抜き工事

通常は複数の防水層を作りますが、費用が安いので防水層を作らずに工事をしてしまうケースがあります。

また、中身が見えないことをいいことに、塗料を「1層のみ」または「薄めて」塗ってしまいます。防水材ですらないケースもあるようです。

最悪の場合は、ディスカウントショップで売られている塗料を使って工事をするケースもあります。

1-2.寄せ集めのアルバイトで手抜き工事

費用を抑えるため、専門の職人ではなく、寄せ集めのアルバイトを使って工事をするケースもあります。

職人を使うと人件費が高くなってしまいますが、アルバイトなら人件費を1/2以下に押さえられるからです。

1-3.保証のない工事ですぐに雨漏り

保証の説明すらないまま工事をし、もちろん保証がないので、泣き寝入りして別の業者に工事をやり直してもらうお客様も多数いらっしゃいます。

防水工事と塗装業者の違い

問題をさらに悪くしているのは、 防水工事の難しさにあります。
難しい理由として防水工事は、 工法や材質などの種類が非常に豊富です。

建物の構造体や既存の防水の種類や状態、家の環境(日の当たり方)など考慮し、一番適した材質、工法、そして塗料の厚さや角度を絶妙に調整する必要があります。防水専門業者の中でも、できない工法があるほどです。

防水工事は本当に難しい工事の部類に入るのですが、塗ればいいと勘違いしている人が多いです。困ったことに、塗装業者や工務店(建設会社)リフォーム会社、ソーラーパネル設置業者といった一見専門家のような人たちも、 防水工事に関しては素人同然の知識 しか持っていないケースもあります。

「防水工事なんてカンタン。塗ればいい。」と彼らは本当に思っていて、見積りを出します。本来の工程を抜かしたものなので、安いのは当然です。

ですが、実際の建物と工事内容が合わずに、雨漏り、工事のやり直しになってしまいます。 また、そもそもの施工した業者に 防水工事の技術がないため 、本当にどうしようもなくなってしまうのです。

何度も値引き交渉を重ねていくと、先ほどと同じようなトラブルにつながってしまいます。

防水工事は 塗装と比べて材料費が2倍~4倍ほど高いため 、適正な価格で見積りをしている防水専門業者であれば大幅な値引きを了承することはありません。

また業者は長期保証を出しますので、安い工事よりもきちんとした工事をしたがるのが普通です。保証があるなら、当然、自社の信頼できる職人を使って工事をします。

また、大幅な値引きの割合は物件により異なります。
例えば「 最初の見積り金額が100万円だけど、50万円で施工して欲しい 」などの要望を引き受ける業者は手抜きをすると思ってよいでしょう。

4-1. 自分が出せる予算を正直に伝える

手抜き工事などに繋がることなく、相手にとっても気持ちよく、防水工事を抑える、そんな都合の良い方法はないでしょうか?

もちろんあります。
自分が出せる予算を正直に提示すること
実はこれが、費用を安くする方法なんです。

「でも、相場が分からないのに予算なんか言えないよ。」
そう思われるのも分かります。

ですが、本当は、あなたの中で既に出せる予算は決まっていませんか?

4-2. ほとんどのお客様は上限額が決まっている

私は、たくさんのお客さんとお話させていただいておりますが、よくよく話を伺うと、
実は上限金額というのを設定しておられる方がほとんどでした。

または、少しでも安くしたいという心情から、相場が分からないと言って、予算のことを曖昧にしていませんか?

損をしたくないというお気持ちは分かります。特に、普段はほとんど意識することのない防水工事です。 よく分からないものに、お金を投資するということに、抵抗を感じるそのお気持ちは分かります。

しかし、「最大で出せる金額はXXX万円だよ。」と、正直にお伝えください。

4-3. 予算を事前に伝えることで成功の確率が高まる

当サイトを利用された方ですと、 最初に予算を提示された方のほうが、 70%の確立で、上限金額を超えないで、しかも満足のいく工事となっています。

どうして、普通の交渉ではあまりない、費用を伝えることが、満足のいく結果につながるのでしょうか。

それは、防水工事の保証が、とても長いからです。最低でも5年、場合によっては10年です。

その間に、何かあったとしたら、業者はあなたのもとに駆けつける必要があります。工事内容の不備だったら、業者が無償で修理する必要があります。

そのため、私共が紹介する腕の良い防水業者は、きちんとした工事をしたいので、その予算内で精いっぱい出来る、提案をしてくださいます。

逆に、金額の提示がない場合、より耐久性の高い、より不備の少ない防水層を作りたいと考え、
最高の材質、工法を使った見積りを出します。保障のことを考慮に入れると、業者が耐久性の高い防水層を作ろうと考えるのは、当然のことなのです。

もし、予算を提示した後、想定外の見積り金額が出たのであれば、そこで初めて、値下げ交渉を行えば良いのです。

安かろう悪かろう」では本末転倒ですが、そのバランスを取るのが難しいのも防水工事。 防水工事を成功させる方法をまとめると、以下の4つポイントが大切です。

  • 適正価格を出してくれる防水専門業者に依頼する
  • 過度な値引きをしない
  • 知り合いに依頼を検討している場合は、本当に防水の専門か見極める
  • 最初に予算の上限を伝える

全てを解決できる方法が、相見積もりです。特にオススメの方法は、ハウスメーカー、工務店、リフォーム業者の見積りと比べることです。専門的な説明、見積り金額や提案内容など、違いが分かると思います。

少しでも業者選びに不安のある方は、私達にご相談ください。 当サイトで紹介する業者は、様々なトラブルを解決してきた信頼できる防水工事の専門業者を完全無料でご紹介いたします。

カテゴリー :見積もり  タグ:トラブル 見積もり 

福島 慎介

神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして10,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。

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