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雨漏り補修は業者に頼む?DIYで自分でやる?プロに任せた方がいい理由

更新日:2023年12月12日 BY 福島 慎介

雨漏り補修

お宅で雨漏りが起きた場合、どう対応しますか。
とりあえず、応急処置という事で難を逃れる為にご自分で補修する方が大半だと思います。

もちろん、応急処置は大事な事なので、ご自分でやれる範囲で行う事はオススメします。

大事なのは、その後です。
ご自分で補修工事を行い業者に頼らない方も多いようですが、これはとても危険です。
何故、DIYで雨漏り補修をする事がオススメ出来ないのかを、ご紹介します。

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水の動きというのは、想像以上に恐ろしく厄介です。
小さな針の穴さえくぐり抜けて、簡単に雨漏りへと繋がってしまいます。

素人さんでも万度に雨漏り補修が出来れば問題有りませんが、
殆ど万度に100%防水出来るとは考えにくい です。

その為、結局少し経つとまた同じ場所から雨漏りが発生してしまい、
どんどん建物に影響を与えてしまいます。
この繰り返しで、建物のダメにしてしまうパターンは結構多く見受けられます。

素人さんが高所に上がるのも大変なのに、
ましてや足元がおぼつかない屋根の上の作業となると、リスクが高くなってしまいます。

屋根上から転落してしまう事故も増えていますので、
自分は大丈夫と思って安易に作業をする事はとても危険です。

特に、雨が降った後は屋根上が滑るので、特に危険です。
想像以上に危険ですので、絶対にオススメできません。

素人さんがホームセンターから購入してきて使う補修材と、
プロが適切なルートから購入する補修材とは 効果の程に雲泥の差があります。

きちんと密着し、その部分から2度の雨漏りを起こさないよう
スマートに処理を行ってくれますので、
断然プロに雨漏り補修を行ってもらうのが正しい方法です。

3-1. 雨漏り補修はプロ・業者に任せよう

それでも自分で安く済ませようと、コツコツやっているようでは、
建物の寿命がどんどん落ちていき長持ちしなくなってしまいます。
そうならないよう、きちんとしたプロに頼んで雨漏り補修を行ってもらいましょう。

雨漏りだからこそ、プロに頼まなくてはなりません。
水漏れを甘んじて受けていると、本当に大変な事になってしまうので気を付けましょう。

3-2. 雨漏り補修を行う場合の業者の探し方とポイント

雨漏りをしてしまった際、業者に頼みたいけれど
どこに頼んだらいいのか解らない。

そんな方に、雨漏り補修の際にどのような業者に頼むべきかを、ご紹介します。

3-3. お客様の立場になって考えてくれる業者を選ぼう

本当に優良な業者は、あらゆる補修方法を提示してくれます。
更に、提示した補修方法に対して詳しく説明をしてくれます。
その中で、火災保険で修繕が可能かもしれないという事も、提示してくれる業者も居ます。

火災保険の提示をしてくれなくても、
こちらから問い合わせてみて快く話してくれる業者は、
お客様の事を考えた優秀な業者と言えます。

業者本位の話の流れ方ではなく、
お客様の立場になって対応してくれる業者を選びましょう。

3-4. 金額と方向性を決めてから雨漏り工事を行う業者を選ぼう

雨漏りというのは、具体的な施工の仕方に決まりがないので、
施工する側の観点により補修方法にムラがあります。

その為、施工費に幅が生じます。
お客様としても金額が把握しにくいので、金額と施工方法の方向を決めてから、
雨漏り工事を行ってくれる事が大事となります。

金額を最初に決めずに「雨漏りは緊急だから」と言って補修工事をさっさと行い、
後から莫大な金額を請求してくる業者は沢山います。
そのような流れではなく、 事前に金額を決めて方向性を確実にしてから
施工に踏み切る業者をオススメします。

補修ですので、確実な金額が出せない場合もございます。
その場合は、この程度の金額と提示してくれるので、
それを目安に補修費の金額を把握する事が出来ます。

雨漏り補修は緊急的な事ですので、一歩間違えたら嫌な思いをしてしまう事があります。
施工方法と金額の目安はきちんと事前に把握し、
雨漏り補修を行ってもらうのが鉄則です。

反対に、オススメ出来ない業者の特徴をご紹介します。

4-1. 訪問業者には絶対頼んではいけない!

1番頼んではいけないのが、訪問業者です。

訪問業者の多くは、仕事をとにかく取ろうと思っている考えが大半です。
施工精度や建築技術として高い効果をお客様に与えよう、とは思っていません。

その為、工事を行う事を形にする考え方しかせず、
いざ施工してもらってもすぐ雨漏りになってしまう事があります。
技術には残念ながら乏しい業者ばかりでので、絶対に頼まないようにしましょう。

それでも、訪問業者は巧みな言葉で語りかけて、
どうにか契約に持っていこうと必死になります。
訪問業者を断る事が出来ない方は、家の鍵を常に閉めておく事をオススメします。
面と向かうと断れない方でも、カギを開けないで話す事で断る勇気も出てきます。

4-2. 絶対に雨漏りを直すと言い切る業者は危険

もう1つ、オススメ出来ない業者のポイントは、
絶対に雨漏りを直すと言い切る業者 です。

雨漏りの原因は様々なであり複雑ですので、
必ず100%止められるなんて断定できないのが、本来の建築の考え方です。
それなのに安易に雨漏りを必ず止める事が出来ると言い張ってしまう業者は、
真面目じゃない事が解ります。
このような業者は、信用出来ません。

雨漏りの原因追及は、とても難しいです。
針の穴程の小ささを探すほど難しい事ですので、
必ず直すなんて安易な事を平気で言う業者は、自ら信用度を下げている発言と言えます。
有り得ない事を安易に発言する業者は、絶対に避けましょう。

4-3. 業者に見当が付かない場合は知り合いに聞く

ご自分で優秀な業者が解らない場合は、
知り合いに聞いたりしてオススメの業者を選定すると良い でしょう。

そして、いきなり電話してその旨を伝えます。
いきなり電話しても、快く対応してくれる業者であれば、
雨漏りの様な厄介な補修でも安心して頼む事が出来ます。

雨漏りは、何故起きてしまうのでしょうか。
それは、様々な原因から引き起こしてしまいます。

物理的な原因だけではなく、施工時の業者側にある
根本的な原因をピックアップしました。

5-1. 勉強不足の業者による施工

1つ目は、残念ながら 施工する側の勉強不足 により発生してしまう事です。
建築はとても細かい職種であり、
細かい知識を得ていなければ万度な建物を作る事が出来ません。

・なぜその工法が適しているのか
・なぜその部材が必要なのか
・なぜその加工が必要なのか

最低でも、この3つを知っていなければ、
雨漏りが起きない良い建物を作る事は出来ません。

建物の施工は、これらに富んだ業者に頼まなくてはいけません。
知識が豊富で、きちんと資格を持っている担当者が居る業者に、
依頼する ようにしましょう。

5-2. 昔ながらの工法にこだわる業者による施工

2つ目は、 昔ながらの工法にこだわった考え方しかしない業者が施工する事 です。
昔の考えは間違っていないとも言えますが、
その工法が当たり前だと思っていて実は間違った工法という場合は沢山あります。

新たに勉強せずに昔からこうだからと
昔の方法のみにこだわる職人さんが居る業者の施工は、
雨漏りに繋がってしまう事がありますので、望ましくありません。

材料や工法は、日に日に進化しています。
それについて行けない職人さんや業者は、
残念ながら良い物を作る事が出来ないと言えます。

5-3. デザインばかりを優先する業者による施工

3つ目は、 デザインばかりを優先してしまう事 です。

建物のデザイン性を高める為に凹凸が物凄くある建物にしたり、
屋根を複雑にしてしまったりすると、弱い場所が必ず出来てしまうので、
雨漏りに繋がってしまいます。

複雑な形状の建物は目に付きカッコよく見えますが、
機能性にはズバ抜けて欠けてしまいます。

雨漏りをさせない為には、真四角なシンプルな建物が最適 です。
屋根も、切妻か寄棟程度です。

5-4. 無理な単価や工期を提案する業者による施工

4つ目は、 無理な単価や工期で施工する事 です。

他社より安価、短い工期で工事を行ってくれるのは、
お客様にしてみたら最大の理想に思えるかもしれません。
しかし、金額や工期に無理をかけてしまうと、
必ず施工不備に繋がってしまいます。

その理由は、万度な費用や工期じゃないが為に、
十分な工事への気配りが出来なくなってしまうからです。
費用には、掛かる理由があって計上されて膨らみます。
全て、必要な費用です。

他社との競争に勝ちたいが為に安価にしてしまうと、
本来行わなくてはいけない工程を省かなければなりません。

また、工期が無ければ、短縮する為にどうしても工程を省略してしまう場合があります。
多少の値引きや工期の短縮はあり得ますが、
極端な違いがある場合は絶対無理がかかりますので、絶対にオススメ出来ません。

雨漏りによくあるのは、
板金屋さんの屋根の葺き方の悪さが雨漏りに繋がる というパターンです。

1番出来ていない部分が、屋根板金と外壁がぶつかった場所の板金の納め方です。
屋根板金と外壁との取り合い部分の納まりがきちんと出来ていないと、
100%雨漏りを起こしてしまいます。

雨水は、屋根勾配を伝って下に落ちていきます。
しかし、水というのは一定方向に流れる前に、
必ず1度上に上がる性質を持っています。

どんなに勾配がキツイ屋根でも、流れる前に1度必ず勾配の逆方向(上方向)に
雨水が上ってから勾配なりに流れる性質があります。
この水が上がる作用に板金が伴っていないと、雨漏りに繋がってしまいます。

雨水が1度上に上がる性質を考慮し板金施工をしなければいけない部分は、
1階屋根と2階外壁との取り合い部分です。
1部2階建ての建物には、
1階の屋根と2階の外壁部分がぶつかっている部分が必ず出来ます。

1階の屋根に流れ落ちた雨水は、勾配なりに流れ落ちる前に1度外壁の方へ上がります。
その際、外壁の中に水が1度上がって浸食し、
その後に水が勾配なりに降りて流れていきます。
外壁の中に水が入る部分まで屋根板金を立ち上げなければ、
建物の中に水が浸食してしまいます。

その為、板金と外壁との取り合い部分には、
10cm以上屋根板金を外壁の中に立ち上げなくてはいけません。
水は5cm程上がる性質がありますので、10cm板金を立ち上げておけば問題ありません。

この現象は必ず起きる事ですので、建築関係全員が周知の事のです。
しかし、仕組みを理解していない板金屋さんが板金を葺くと、
外壁側にほんの数センチしか板金を立ち上げずに納めてしまう場合があります。

これでは、雨水が上がってきた際に全く対応が出来ません。
必ず、雨漏りを起こしてしまいます。
屋根を葺いてから数年しか経っていないのに雨漏りが起きる原因は、
板金の立ち上げ不足が原因の場合が殆ど です。

その為、屋根を葺いた数年後に雨漏りを起こす場合は、
2階の屋根より1階の屋根の方が圧倒的に多い傾向があります。
屋根板金屋さんの腕を見極める事は大変ですが、
他の建物等に葺いた評判等を聞くと判断しやすくなります。

屋根は、雨や太陽熱から建物を守ってくれる重要なパーツです。

そんな重要なパーツがこんなお粗末なようでは、
建物の耐久性が下がってしまいます。

30年住宅が100年住宅になると言われている現代ですので、
このような状態が起きない板金工事が出来る業者を選ぶようにしましょう。

見積もり比較

雨漏りが起きてしまった場合、
レスキューで早く業者に頼みたいと思う方が多いのではないでしょうか。

急いでしまうあまりに、
良くない見積書を作る業者に引っかかってしまうパターンがあります。
絶対に引っかかってほしくない業者の見積書のポイントを、ご紹介します。

8-1. 一式ばかりの見積書

雨漏りの見積書は確かに難しいのですが、
何でも一式という計算方法はあり得ません。

どんな項目でも一式という書き方をしているようであれば、
残念ながら悪徳業者の可能性 があります。

8-2. 不明解な見積り内容の見積書

雨漏りという緊急性に付け込んで、
全く関係ない工事項目を見積りに計上 している業者があります。

このような見積書を作る業者は、非常に悪徳です。
雨漏りの修繕をきちんと確認し、
行っていないと思う工事項目は修繕完了後でも業者に問い合わせてみましょう。

8-3. 明らかに考えられない大きな値引きをしている見積書

とてつもなく大きな工事金額に、
驚くほどの値引きを起こしている見積書は、有り得ません。

30~50%も値引きする業者が居ますが、 元々の見積金額に割増があった と言えます。
特に、雨漏りの見積書ではこのような事はあり得ませんので、注意しましょう。

上でご紹介したような見積書は、建築の企業としてあり得ません。
明らかにおかしいなと思ったら、絶対にお断りをしましょう。

また、雨漏り修繕は急ぎたい気持ちが山々ですが、
2社や3社等の複数に見積りを取る事は大切 となりますので、出来れば行いましょう。

その際、明らかに安すぎる見積書の業者は、オススメ出来ません。
安いは安いなりの補修しか出来ませんので、理想的な雨漏り工事を得る事が出来ません。
お安い業者に頼む事がお得と思うお客様もいらっしゃいますが、
雨漏り修繕に関しては絶対にオススメ出来ません。

急いで依頼するあまりに、良くない業者に引っかかってしまう事があります。
雨漏りは、信頼できる業者に頼むようにしなければなりません。

その為には、 見積書を細かくチェック しましょう。
見積書をチェックした上で、少しでも怪しいと思ったら絶対に依頼しないようにしましょう。

カテゴリー :雨漏り  タグ:修繕 比較 見積もり 

福島 慎介

神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして10,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。

防災工事推進協会 代表理事 紹介ページへ