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雨漏り発生のサインを紹介!劣化・異変を見分ける方法とは?

更新日:2023年12月12日 BY 福島 慎介

要注意な雨漏り危機の状態

雨漏りと言えば、雨が家の中にポタポタ落ちているのを想像すると思います。

しかし、雨が家の中にポタポタ落ちていなくても、実は雨漏りをしている事がございます。
雨漏りが目に見えていないからと、安心してはいけません。

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部屋の中に雨水が落ちてきていないのに、
既に見えていない小屋裏の中で雨漏りが発生している事がございます。

以下の状態がある場合は、 小屋裏の中で雨漏りが発生しているサインです
これらが見受けられたら、屋根上や小屋裏等を業者に調査してもらい、
雨漏りの原因を突き止めましょう。

1-1.天井や壁に覚えのないシミが出来ている

天井や壁に身に覚えがないシミが出来ている場合は、
雨漏りの進度がかなり進んでいる 場合が考えられます。

1-2.雨が降っている時に小屋裏でポタポタ音がする

特に、酷い雨や風の付いた雨が降った場合に起きる 事があります。
部屋の中に雨水が出てきていないだけで、小屋裏の中で雨漏りが発生している証拠です。

1-3.雨が降った後室内がカビ臭くなる

雨は止んだのに、何故か臭うカビの臭い…
小屋裏の中で雨漏りが起きており、小屋裏の中がカビまみれになっている証拠です。

早めの補修を行うと一部の補修だけで済みますので、補修費用も安価になります。
長い間放っておくと、 大きな範囲の改修工事をしなければならない可能性が出てきます。
驚くほどの工事費になる事もございますので、注意しましょう。

酷い場合は、屋根下地や小屋裏の構造体全てがダメになっており、
取り換え無ければいけなくなる事もございます。
そうなると、とても大掛かりな工事となってしまい、費用も莫大になってしまいます。

少しでもおかしいなと思ったら、早めに業者に対応してもらいましょう。

屋根をふと見た時に、この状態は大丈夫なのか?と思う事ありますよね。
面倒等で放っておく方も多いと思いますが、本当にそのままで良いのでしょうか。
放っておくと、とんでもない事に陥る恐れがあります。

こんな屋根の状態は雨漏りになる可能性がある、という例を挙げてみます。

3-1.スレート屋根の棟の釘の浮き

本来きちんと打たれているはずの釘が浮いていると、
そこから雨水が浸食するので雨漏りに繋げてしまう恐れがあります。

釘を打ち直す程度で納まるようでしたら数千円で済みますが、
棟全体を取り替えるとなると30万程かかってしまう事もございます。

3-2.スレート屋根の割れ

スレート屋根をよく見ていると、 継手以外に割れている部分を見つける 事があります。
これは スレートの割れですので、この部分から雨漏りに繋げてしまいます。

スレートの割れは、パテ等で修繕するより1枚取り替えた方が確実です。
スレートの材料や副資材等を含めると、1~2万程で行う事が出来ます。

3-3.漆喰の割れ

漆喰が割れてしまうと、その部分から雨漏りに繋げてしまいます。

漆喰のメンテナンスは、どこまでの範囲で漆喰がダメになっているかにより大きく変わります。
20~80万程かかるのが、目安と言えます。

3-4.瓦のずれ

瓦のずれた部分から雨水が浸透してしまい、雨漏りに繋げてしまいます。

ずれた瓦は使えないに等しいので、思い切って新しい瓦に取り換えましょう。
瓦の材料や副資材等を含めると、1~2万程で行う事が出来ます。

3-5.谷樋の浮きや穴

谷樋はピッタリ密着しているのが一般的ですが、
何らかの影響で浮いたり穴が開いていたりすると、その部分から水が浸食して
雨漏りに繋げてしまいます。

既存の谷樋をメンテナンスして治まるようであれば、2~3万程で済みます。
既存の谷樋が使えないようであれば、新しい谷樋に交換しなくてはなりません。
その場合は、20~80万程かかってしまいます。

3-6.屋根材料の明らかな劣化

板金屋根の著しい錆びや穴あき等、間違いなく雨漏りに繋げてしまいます。

この場合は、全てを葺き直す事をオススメします。
大きさや使い材質にもよりますが、一般的な板金価格でしたら20万円からで、
材質の良い板金を選ぶと100万以上かかる事もございます。

これらの屋根状態はよくある状態なのかもしれませんが、
明らかに雨水を建物の中に入れ込んでいます。

このままでは建物の中が雨水で侵されてしまい、
雨漏りや構造材の劣化に繋げてしまいます ので、絶対に良くありません。

少しでも屋根の様子が変だなと思ったら、すぐに業者に問い合わせて対処するようにしましょう。
早めの対処が安価な工事費に繋がり、建物の寿命を高めてくれます。

雨漏りは、起きてもすぐに建物内部に侵入していきません。
それは何故なのか、それは屋根にも外壁にも下地に使われている
防水シートが大きく役に立っている影響です。

屋根下地にはアスファルトルーフィングという防水シート、外壁下地には防水シートを張ります。
この2つを下地に使う事で、建物全体をぐるっと丸ごと防水シートで包んでいる事になります。

その為、屋根屋外壁から雨水が浸食しても、防水シートが上手く遮断します。
しかし、防水シートも水分にさらされ続けると劣化してしまうので、
防水性が低下し、やがて水分を浸食させてしまいます。

このように、雨漏りは建物内部に表面化されるまで、かなり時間がかかります。
建物内部で雨漏りが確認される頃は、かなり建物内部に負担を与えている状態となります。

以下の状態が内部で見受けられた場合は、
雨漏りが発生しておりかなり進んでいるサインと言えます。

・室内がカビ臭くなる
・壁紙が剥がれてくる
・壁紙に色ジミが出てくる

このような状態になってしまうと、何カ月も前から雨漏りが発生している場合が大半です。
天井内部や内壁内部等、開いてみると酷い状態になっている事があります。

ここまでの状態にしない為には、屋根や外壁の点検をこまめに行いましょう。
雨漏りは、沈黙状態でどんどん進んでしまいます。
殆どの場合が、雨漏りが起きている事に気付かずに、進んでしまうのが大半です。
外部や内部の状態に不具合を感じたら、業者に点検してもらうと良いでしょう。

 

雨漏りが起きているという事は、その時点で
建物内部の構造材や断熱材などに大きな影響を与えている事となります。
雨漏りが起きてしまってから対処する事が続いてしまうと、建物に傷みが広がってしまい、
建物の耐久性を低下させてしまいます。

雨漏りが起きる前に、様々なメンテナンスを行うようにする事が、
建物の寿命を長くする秘訣となります。

雨漏りを起こさないように行ってほしいリフォームに、下記が挙げられます。

6-1.屋根の傷みの補修

屋根は様々な影響により、部分的に劣化してしまう事があります。
まだ小さな劣化だから大丈夫だと放置しておくと、確実にその部分から雨水等が浸食してしまい、
雨漏りに繋げてしまいます。

小さな劣化状態の補修は、安価に済ませる事が出来ます。
余計な費用を掛けない為にも、 屋根の傷みが見受けられた場合は即座に修理を行いましょう。

6-2.コーキングの打ち直し

コーキングは、早ければ8年目位から徐々に劣化が始まります。
表面のクラック程度でしたら問題ありませんが、
コーキングが破断されてしまうと防水能力は無くなってしまいます。

コーキングは特に南面の劣化が激しいので、南面を中心にチェックすると良いでしょう。

小さい不具合でも見受けられた場合は、 コーキングの打ち直しをオススメします。
部分的な打ち直しじゃなく、全てのコーキングを打ち直さなければ効力を発揮しません。
打ち増しも本来の効力を発揮してくれませんので、オススメしません。

6-3.外壁の塗膜の補修

外壁の塗膜が劣化してしまうと、外壁自体が劣化してしまい水分が浸透しやすくなってしまいます。
ブヨブヨな外壁になってしまい、そこから建物内部にも水分が浸透してしまいます。

手で触れてチョーキングが感じられる場合は、外壁の塗膜が限界になっているサインです。

6-4.外壁のクラックの補修

外壁にクラックが出来てしまうと、そこから水分を建物に浸食させてしまいます。
クラックが見受けられたら、早めの補修を行いましょう。

ヘアクラックの段階では、建物の中にまで行き渡っていませんが、
放置しておくとすぐに致命的なクラックへと変化してしまいます。

小さい軽度なクラックのうちに、修繕を行いましょう。

これらを事前にメンテナンスをする事で、雨漏りを防ぐ事が出来ます。
これらの状態が出ているという事は、放っておくと雨漏りさせてしまうという
最終的な合図とも言えるでしょう。

水に触れてしまうと弱くなってしまう部位は、建物の部材に沢山あります。
建物の力を低くさせない為には、外部の劣化を細かくチェックするようにしましょう。

外部は他人でも見る事が出来るので、 訪問業者等の餌食になってしまう事があります。
しかし、訪問業者は仕事を得たいだけなので、
軽微な状態でもオーバーに話して工事を請けようとしてしまいます。

自分の建物の状態は、自分の目と手で確かめるようにしましょう。
その上で、自分が建物の外部に問題があると思えば、業者に問い合わせるようにしましょう。

雨漏りと言えば雨が多く降る地域を想像すると思いますが、
意外と多雪地域で雨漏りを多く発生させてケースがあります。
多雪地域ならではの環境が、雨漏りしやすい建物にしてしまいます。

多雪地域で起きてしまう雨漏りの原因は、このような事が挙げられます。

9-1.屋根から雪が落下する事で屋根が劣化

多雪区域の多くは、雪が屋根上にある程度乗ってから勾配なりに雪が落ちます。
その作用で、下階の屋根に大きな影響を与えてしまいます。

ドン!と雪が落ちる事で屋根に不具合が起き、
屋根が劣化してしまい雨漏りを引き起こしてしまう事があります。

9-2.氷が屋根上に落ちて屋根が劣化

屋根上に雪がずっと乗っていると、寒暖を繰り返し氷に変化して凍ってしまう事はよくあります。
その氷固まってしまった物が、ある日温度が緩んだ瞬間ドン!と下階の屋根に落ちてしまいます。

氷が下階の屋根を傷つけ 、屋根の劣化を招いて雨漏りを引き起こしてしまう事があります。

9-3.雪下ろしの際に屋根が劣化

雪が屋根に沢山積もってしまう地域では、定期的に雪下ろしを行います。
その際に、屋根に傷を付けてしまう事があり、そこから雨漏りを発生させてしまう事があります。

9-4.軒先に凍り付いたものが溶けて雨漏り

軒先に付いた氷が暖気で溶けて、 淀や破風の掴み部分から水が浸入 し、
雨漏りになってしまう事があります。

このように、多雪地域ならではの屋根への弊害は実は沢山ございます。
このような状態になってしまう前に、
事前に適切な形で屋根の雪を降ろす事はとても大事な事となります。

雪下ろしの際も、屋根に傷を付けてしまい、
雨漏りに繋げてしまう事がございますので、注意しましょう。

屋根に影響を与えないような雪下ろし器具もございますので、そちらを活用すると良いでしょう。

カテゴリー :雨漏り  タグ:メンテナンス 補修 

福島 慎介

神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして10,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。

防災工事推進協会 代表理事 紹介ページへ