※しつこい営業は行いません!

※当日~1営業日でご返信します

今すぐ無料相談する
メールフォームはこちら
LINEで今すぐ無料相談
トークで悩みを今すぐ解決
受付時間:月~土 9~20時

屋上・陸屋根の雨漏りの原因と対策を防水工事の専門家が解説!

更新日:2024年7月13日 BY 福島 慎介

屋上・陸屋根は雨漏りが起きやすく、建物に合った雨漏り対策を施すか、定期的な点検・メンテナンスをしていないと、雨漏りが起こる可能性が上がってしまいます。

屋上・陸屋根で雨漏りが起こる原因は、主に5つあります。多くの方が雨漏りが起こってから工事する事後対応をしていますが、雨漏りの5つの原因を知っておかないと対策を打ちようがないためです。

屋上・陸屋根で雨漏りが起こったら、迅速に修繕し、再発しないように防水工事を行う必要があります。雨漏り・防水工事はリフォーム会社や塗装会社ではなく、防水工事の専門業者に依頼しましょう。

こちらの記事では防水工事アドバイザーである福島が、屋上・屋根の雨漏りの原因と対策を解説します。雨漏りを防ぎ、再発も防ぐことができるようになるので、最後までお読みくださいませ。

この記事の監修者
福島 慎介
福島 慎介

神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。

防災工事推進協会 代表理事 紹介ページへ


勾配が少ない陸屋根は雨漏りが発生しやすい
<勾配が少ない陸屋根>

屋上、特に勾配が少ない陸屋根は、構造上雨漏りが発生しやすいといえます。

陸屋根とは、マンションやビルで多く見られるフラットな形状の屋根を指し、近年では、ハウスメーカーの戸建て住宅を始め、戸建住宅にも多く採用されています。

陸屋根は勾配がほとんどないため、勾配がある三角屋根とは水はけの仕組みが大きく異なります。

そのフラットな構造のため、水はけが悪く、雨水が滞留しやすいことが雨漏りの原因となるのです。

屋上に水が滞留している
<屋上に水が滞留している>

水はけが悪くなる要因は、以下の通りです。

  • 構造上の特徴
    陸屋根は水平に近い構造であるため、雨水が自然に流れにくい
  • メンテナンス不足
    排水溝や防水層の定期的なメンテナンスを行わないの頻度が少ないと、水の長時間の滞留が発生し、その部分からの雨漏りのリスクが高まる

これらの理由から、陸屋根では排水経路の確保、防水処理に特に注意を払う必要があります。

屋上においては、適切な防水工事を施し、定期的なメンテナンスが非常に重要です。

防水工事とメンテナンスを徹底することで、陸屋根の雨漏りリスクを最小限に抑えることができる一方、勾配屋根は自然に水や雪を流すことができるため、水はけの面で有利といえます。

雨漏りの原因になる症状
<雨漏りの原因になる症状>

屋上の雨漏りの主な原因はをまとめると以下の5つです。通りです。

  • 防水層が劣化している
  • 排水溝が詰まっている
  • パラペット・笠木部分の劣化
  • 防水工事が手抜き
  • 壁面の破損

これらの要因一つ一つが重なることで、雨水が建物内部に侵水し、雨漏りを引き起こします。

また、DIYで修理ができると考え独自の判断で補修を行うと、かえって大きな雨漏りへと発展し、費用が増えてしまう可能性もあります。莫大な費用が掛かることもあります。

専門の防水工事業者に相談し、意見を参考に、屋上の雨漏りの主な原因を見つけてもらいましょう。

これらの原因についてそれぞれ詳しく解説します。

防水層が劣化している

劣化した防水層
<劣化した防水層>

防水層とは、屋上の表面に施された水の浸水を防ぐ層です。

この防水層はシートや塗膜などで形成されており、建物を雨水から守る役割を果たしています。

しかし、建物の屋上は強い紫外線や雨風にさらされており、防水層の経年による劣化が起こります。

防水層にひび割れや剥がれが生じると、そこから雨水が浸入しやすくなります。
定期的な点検や、雨樋の清掃、トップコートの塗直しなどメンテナンスが、防水層の劣化を防ぐために重要です。

 排水溝が詰まっている

ドレン(排水溝)に詰まったゴミや泥
<ドレン(排水溝)に詰まったゴミや泥>

屋上に降りそそいだ雨水は、内樋を通って排水溝に流れ、そこから竪樋を通じて建物外部に排出されます。

屋上の排水溝が落ち葉やゴミで詰まると、雨水が適切に排水されず、長期間屋上に溜まってしまいます。

この水たまりが原因で、防水層の細かなひび割れや、排水管のジョイント部、コーキングが劣化している箇所などから雨水が侵入し、雨漏りへと発展してしまいます。

定期的な清掃と点検が、排水溝の詰まりを防ぐために重要です。

特に秋の落ち葉が多い時期や、台風の次の日には注意しましょう。

 パラペット・笠木部分の劣化

パラペットは劣化すると外壁内部まで水が浸入します
<立上りにヒビが入っている>

パラペットとは、屋上内部から見ると立ち上がり壁、外部から見ると外壁上部を指し、手すり壁のような役割をしています。

また、笠木はパラペット上部に取り付けられた蓋のような部分を指し、金属製のものが主流になります。

笠木が劣化すると、パラペット内部に雨水が侵入し、パラペット自体の劣化はもちろん、外壁の内部へと浸水を進め、雨漏りの原因となるのです。

パラペットからの雨漏りを防ぐには、パラペットだけでなく、笠木の劣化にも気を配ることが大切です。

特にコーキングの劣化やひび割れ、ビスの緩みなどには気を付けましょう。

 防水工事が手抜き

防水工事を手抜きする悪質業者は少なからず存在します
<防水層の劣化>

屋上防水工事が適切に行われていない場合、施工不良が原因で雨漏りが発生することがあります。

職人の腕による塗膜防水の塗りムラなど、原因は様々です。

酷い場合は、防水塗料を薄めて使ったり、重ね塗りをしない悪質な業者もいます。

悪徳業者や塗装業者、リフォーム業者など技術がない業者が防水工事を行うと、本来、耐用年数が10年以上あるはずが、半年~1年といった短い期間で雨漏りしてしまうこともあります。

また、業者からの過度な値引きに注意し、お客様側からの過度な値引き交渉もしないようにしましょう。

値引きにより業者は材料費を抑えないといけないため、躯体と防水層を接着するためのプライマーをメーカー推奨以外のものを使い、防水材とプライマーの相性が悪く膨れや剥がれの原因になることもあります。

また、材料メーカーで指定されている塗り回数を守らないなど、お客さまの目につかない部分で費用を抑える手口もあります。

これらを見破るには、使う材料を見積もりに詳細に記載しているか確認することが大切です。

防水工事は信頼できる業者に依頼し、保証の有無を確認を行い、防水工事後の点検も忘れずに行いましょう。

外壁の破損・劣化

外壁タイルにヒビ、目地に亀裂が入っている
<外壁タイルにヒビ、目地に亀裂が入っている>

陸屋根において、雨漏りの原因は屋上の床面だけではなく、外壁の破損も原因になります。

壁面のひび割れや、塗装の劣化、コーキングの劣化した箇所から浸水し、建物内部へ影響を及ぼします。

特に、屋上に接する外壁にひび割れがある場合、そこから雨水が浸入することがあります。定期的な点検と必要に応じた修繕が大切です。

防水工事の各工法と費用
<防水工事の各工法と費用>

屋上の雨漏り対策には、防水工事が重要です。

屋上の防水工事には様々な種類があり、その方法と費用はそれぞれ異なります。

建物の形状や既存の防水層によって、採用する防水工事は違ってきます。

予算の範囲、工期やにおいの発生など、建物の状況や環境に合った防水工事を施す参考にしてみましょう。

以下に代表的な防水工事の費用の目安、耐用年数を表にまとめました。

耐久年数費用/㎡
ウレタン防水10~15年
・密着工法は約10年
・通気緩衝工法は約13~15年
5,000~7,500円/㎡
シート防水12~18年
・ゴムシートは約12年~15年
・塩ビシートは約12~18年
5,000~7,500円/㎡
改質アスファルト防水12~18年5,000~7,500円/㎡
FRP防水10~15年6,000~8,500円/㎡

それぞれの防水工事について、詳しく解説していきます。

ウレタン防水

ウレタン防水を施工中
<ウレタン防水を施工中>

ウレタン防水工事は、液体状のウレタン樹脂(ウレタン防水塗料)を重ね塗りをして塗布して防水層を形成する方法です。

この工法は、複雑な形状や細かい部分にも対応できるため、屋上やベランダなどでよく用いられます。

硬化後の柔軟性が高く、建物の振動や気温変化に強いため、ひび割れしにくいのが特徴です。

また、ウレタン樹脂は比較的短時間で硬化するので、工期の短縮や急な天候の変化にも対応しやすいといえます。

ウレタン防水にはさまざまな工法がありますが、主に2つの工法が良く採用されています。

  • ウレタン防水密着工法
  • ウレタン防水通気緩衝工法

密着工法は、ウレタン防水塗料樹脂を直接下地に塗布して密着させる方法で、既存の防水層の状態が良い場合に適しています。

通気緩衝工法は、下地とウレタン防水塗料樹脂の間に通気シートを挟み、湿気を逃がす脱気筒を取り付けます。下地に含まれる水分でも通気シートと脱気筒は外に逃がすことができます。雨漏りが起こっている場合に有効な工法です。

シート防水

シート防水を施工中
<シート防水を施工中>

シート防水工事は、加硫ゴムや塩化ビニールなどの防水シートを貼り合わせて防水層を形成します。

シートの重なり部分は熱で溶着するか、専用の接着剤で固定する方法があり、継ぎ目からの水漏れを防ぎます。

主に屋上の形状が複雑ではないマンションなどの陸屋根や、ハウスメーカーのRC造の住宅で多く採用されています。


シート防水の大きな特徴は、その耐久性と耐候性です。

防水工法の中で最も技術を要する工法であり、塩ビシート防水が出来る業者は、防水専門業者の中でも超優良業者です

ウレタン防水のようにトップコートの塗り直しが必要なく、12~18年ノーメンテナンスで防水効果を保つことができます。

シート自体は工場で均一に製造されるため、品質も安定しており、施工後の防水性能も高く維持され、材料自体が軽量であるため、建物への負担が少なく済むでしょう。

シート防水は塩ビシート、加硫ゴムシートの2種類あります。

近年では加硫ゴムシートの施工は減り、より耐久性の高い塩ビシートの施工が増えています。

塩ビシート防水には以下の2つの工法があります。

  • 接着工法
  • 機械的固定工法

接着工法は、塩化ビニール樹脂で作られた防水シートを専用の熱や接着剤で繋ぎ目を貼り付ける工法です

機械固定工法では、絶縁シートを敷いた後、専用のディスク板をドリルで固定し、その上に塩ビシートを敷く工法です。繋ぎ目は熱や専用の接着剤で貼り付けます。

塩ビシートと絶縁シートの間には隙間があるため、建物の揺れなどの影響を受けにくくなります。

塩ビシートはシート自体が細かい繊維でできており、建物から発生した水蒸気は、シート自体に分散透過します。

また、塩ビシートと絶縁シートと隙間があるため、蒸気を逃しやすく、雨漏りした建物にも施工可能です。

参考:https://bousui.press-shinjusha.co.jp/

https://www.haseko.co.jp/hrf/company/topics-news/pdf/20190307.pdf

改質アスファルト防水

改質アスファルト防水を施工中
<改質アスファルト防水を施工中>

アスファルト防水は日本において古くから採用されてきた防水工事で、多くの実績がある工法です。

合成繊維不織布のシートに、液状に溶かしたアスファルトを染み込ませ、コーティングしたルーフィングシートを二層以上重ねて屋上に敷き詰めて防水効果を高めます。

アスファルト防水には主に以下の3つの工法があります。

  • トーチ工法
  • 常温粘着工法(冷工法)
  • 熱工法

トーチ工法はアスファルトを炙り、溶かしながらシートを貼り重ねる工法です。

常温粘着工法は粘着剤が付いているため、剥離紙を剥がして防水層を形成します。

熱工法は、アスファルトを窯で溶かしてシートを積み重ねる工法ですが、改修工事ではほとんど採用されません。

改質アスファルト防水は耐用年数が長く、防水効果が高いといえますが、重量があるために建物に負担がかかってしまいます。

またトーチ工法、熱工法は、熱でアスファルトを溶かすため、施工中ににおいが発生する、といったデメリットがあります。

FRP防水

FRP防水を施工中
<FRP防水を施工中>

FRP防水とは、下地の上に液状の樹脂と硬化剤を混ぜ合わせたものを塗り、間にガラス繊維のシートを敷き、防水層を作る工法です。

この工法は、特に新築の屋上やバルコニーなどの防水対策としてよく用いられます。

FRP防水の最大の特徴は、その強度と耐久性です。

FRPは非常に硬く、耐摩耗性や耐衝撃性に優れているため、歩行が多い場所や重い物を置く屋上でも安心して使用が可能です。

また、FRP防水は防水層に継ぎ目がなく、紫外線保護のため、FRPの上からトップコートを塗付するので、長期間にわたって防水効果を維持することができます。

雨漏りを長期間防ぐメンテナンス方法
<雨漏りを長期間防ぐメンテナンス方法>

屋上の雨漏りを防ぐためには、定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。

基本的な以下の3つの基本的なメンテナンス方法を紹介します。

  • 定期的に劣化箇所がないか確認する
  • 排水溝などをこまめに掃除する
  • トップコートを定期的に塗り替える

建物の屋上は常に厳しい自然環境にさらされているため、経年による劣化が目立ちます。

早期に問題を確認し、すぐに対策を取ることが建物を雨漏りから守る最も有効な手段です。

ここでは、基本的な以下の3つの基本的なメンテナンス方法を紹介します。

雨漏りは建物の長期的維持にとって大敵です。基本を守り、快適な管理維持を心掛けましょう。

定期的に劣化箇所がないか確認する

屋上防水の劣化しやすい個所
<屋上防水の劣化しやすい個所>

屋上に劣化箇所がないかを確認することは建物を雨漏りから守るうえで非常に重要です。

特に以下の劣化症状を確認するといいでしょう。

  • 防水層のひび割れや剥がれ
  • コーキング目地の劣化
  • パラペット・笠木の劣化

屋上の防水層には細かなひび割れ、または雨風による剥がれが発生し、そこから雨水は侵入していきます。

防水層の劣化を放置すると、建物の躯体を雨水の浸水により腐食させてしまいます。

次に、コーキング目地が劣化すると、そこから雨水が侵入する恐れがあります。

コーキングにおいて気を付けるべき箇所は、パラペットの立ち上がり部分、排水溝周辺、伸縮目地などです。

また、パラペットと笠木の劣化症状にも気を配りましょう。

パラペットの側面にもひび割れが発生していたり、笠木が劣化したり、接合部のビスが緩んでいる箇所から雨水が侵入します。

雨水はパラペットの下に位置する外壁内部を伝い、建物内部への雨漏りへと発展します。

排水溝などこまめに掃除する

ドレンが詰まっている
<ドレンが詰まっている>

排水溝周辺にゴミが詰まっていると雨水が適切に排出されません。

雨水が屋上に留まってしまうと長期間水たまりを放置することになり、防水層へと雨水が侵入しやすくなります。

屋上には思ってもいないゴミがたどり着き、溜まってしまうこともあります。

砂、土埃はもちろん、ビニール、鳥の羽、虫の死骸などが考えられます。

また、溜まった土から植物が発生し、根の部分が防水層を破壊してしまうこともあります。

排水溝にゴミが溜まりやすいのは、特に秋の落ち葉が多い時期です。

台風や強い雨の後は、こまめにチェックと清掃を行いましょう。

トップコートを計画的に塗り替える

トップコートの剥がれ
<トップコートの剥がれ>

トップコートは、防水層の表面を紫外線や雨風から守る重要な役割を果たします。

しかし、防水層の表面は常に強い太陽光、厳しい自然環境にさらされていて、経年による劣化は避けられません。

一般的にトップコートの塗り替えは5年~8年に一度程度を目安に行うことが推奨されています。

トップコートを計画的に塗り替えると、防水層の機能が損なわれることなく維持でき、雨漏りを防ぐことができます。

防水工事は雨漏りが起こる前に予防として施工オススメします。屋上の雨漏りが起こってからでは、建物全体へのダメージが大きく、修繕費用が膨大に掛ってしまいます。

防水工事見積もり.comにお問い合わせいただく方々にアンケートを取ったところ、52%は雨漏りが起こっている方からの相談ですが、47%は雨漏りの予防として相談をいただきます。

防水工事見積もり.comへの相談実績
<防水工事見積もり.comへの相談実績>

雨漏りを起こる前に防水工事をする方が安上がりなので、定期的なメンテナンスや補修は非常に重要です。屋上の防水機能を効率よく維持するには、以下のポイントをおさえましょう。

メンテナンスは、信頼のおける防水工事の専門業者に相談することをおすすめします。

防水工事見積もり.comは防水工事において、経験豊富で技術力も高く、費用も安い優良業者を最大3社まで紹介します。

もし雨漏りが起こっている物件であれば、すぐにストップし、雨漏りが再発しないように防水施工を行うことができますし、雨漏りが起こってない場合でも、今後雨漏りが起こらないように綿密な点検と拐取工事を行うことができます。

ご気軽にご相談ください。

カテゴリー :雨漏り