シート防水のパッチ補修とは何ですか？破れや剥がれを補修できますか？
更新日:2024年9月19日 BY 福島 慎介
シート防水のパッチ補修について、防水工事見積もり.comの防水工事アドバイザー福島が回答します。
この記事の監修者
■福島 慎介
神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。
シート防水のパッチ補修についての質問と回答
【 質問 】
シート防水のパッチ補修とは何ですか？
破れや剥がれを補修できますか？
【 回答 】
シート防水のパッチ補修とは、シート防水の一部が破れたり、剥がれたりした際に、その部分に小さな修繕シートや防水材を貼り付けて補修する方法です。
補修したい部分だけを「パッチ（補修材）」でふさぐことで、全体を修理するのではなく、部分的に補修する方法です。
既存が、ウレタン塗膜防水などで使うことは少なく、シート専用の補修方法になります。
パッチ補修の効果
破れや剥がれが比較的小さい場合は、パッチ補修で修理が可能です。
どんな場合にパッチ補修ができるか。
- 小さな破れ補修
シートに小さな穴や亀裂ができた場合、その部分に補修シートを貼り付けることで、雨水の侵入を防ぎます。
- 剥がれ
接着が甘くなって剥がれた部分には、補修シートや専用の接着剤で再接着することができます。
パッチ補修のメリット
- コストが低い
全体を張り替えるより、部分補修なので費用を抑えられます。 - 工事が簡単
工事時間が短く、施工も比較的簡単です。
パッチ補修が適している場合
問題が小規模で、シート防水全体に大きなダメージがない場合。
破れや剥がれの原因が一時的なもので、防水層の劣化が進んでいない場合に限ります。
パッチ補修の注意点
パッチ補修は、あくまで応急的な補修方法です。
シート防水が広範囲に劣化している場合や、複数の場所で問題が起きている場合には、根本的な修理や全体的な張り替えが必要です。
まとめ
小さな破れや剥がれであればパッチ補修で対応可能です。
一時的に雨漏りも止めらのと、金額も安くできるのがメリットです。
但し、大きなダメージや劣化が広がっている場合には、シートを張り替えるなどの本格的な防水工事が必要になります。
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