シート防水の重量はどのくらいありますか?

更新日:2024年9月20日 BY 福島 慎介

シート防水の重量について、防水工事見積もり.comの防水工事アドバイザー福島が回答します。

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福島 慎介
福島 慎介

神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。

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シート防水の重量についての質問と回答

【 質問 】

各シート防水の重量はどのくらいありますか?

【 回答 】

防水工事に使用される各工法の1㎡あたりの重量は、使用する材料や施工の厚さによって異なりますが、一般的な目安として以下のようになります。

アスファルト防水

アスファルト防水熱工法
<アスファルト防水熱工法>

重量: 約10~12kg/1㎡

アスファルトを溶かして何層にも重ねる工法のため最も重い工法です。

改質アスファルトシート防水

改質アスファルト防水トーチ工法
<改質アスファルト防水トーチ工法>

重量: 約7kg/1㎡

改質アスファルトシートを重ねていく工法です。

アスファルト防水より軽量です。

複数層重ねることもあるため、その場合は重量が増します。

ゴムシート防水

ゴムシート防水
<ゴムシート防水>

重量: 約1.2kg/1㎡

合成ゴム製のシートを使用した防水工法で、最も軽量な工法です。

塩ビシート防水

塩ビシート防水機械固定法
<塩ビシート防水機械固定法>

重量: 約2kg~3kg /1㎡

塩化ビニル製のシート防水で、軽量です。

ゴムシートについで軽量で長く持つため最近は主流の工法です。

まとめ

工法重量
アスファルト防水約10~12kg/1㎡
改質アスファルトシート防水約7kg/1㎡
ゴムシート防水約1.2kg/1㎡
塩ビシート防水約2kg~3kg /1㎡

これらの重量は施工方法や工法によって異なることがありますが、あくまで一般的な参考値です。

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