保証を出してくれるか聞いたところ、10年でますよと口頭で言われ、口頭だけだと心配です。

更新日:2025年4月22日 BY 福島 慎介
保証を出してくれるか聞いたところ、10年でますよと口頭で言われ、口頭だけだと心配です。

口頭での保証の取り交わしについて、防水工事見積もり.comの防水工事アドバイザー福島が回答します。

この記事の監修者
福島 慎介
福島 慎介

神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。

防災工事推進協会 代表理事 紹介ページへ

保証の取り交わしについての質問と回答

【質問】

お願いしようとしている業者に保証を出してくれるか聞いたところ、10年でますよ。と口頭で言われました。口頭だけなので心配です。

【回答】

結論から言うと、後々のトラブルを防ぐためにも契約書や保証書の有無を必ず確認しましょう。

その理由について、簡単に説明します。

保証の取り交わしを書面で行ったほうが良い理由

工事保証書の例
<工事保証書の例>

防水工事の場合、防水工事を行った箇所の剥離や漏水などが発生した場合に、無償で補修を受けられる「防水工事保証制度」というものがあります。

防水保証は、基本的に雨漏りに対する保証です。

ただし、雨漏り・漏水によって屋内の電子機器が破損したり、内装が汚れた場合など、防水工事を施した場所以外の損害については保証の適用外となることがあります。

業者を選ぶ際には、防水工事保証制度の保証期間や保証内容も確認しておくことが重要となります。

防水工事保証制度における保証期間は、原則として施工時の工法・材料・業者により、年数が変わります。

おすすめは、10年保証が出る工法、業者を選ぶことです。

口頭だけでの確認は、後になって「言った・言わない」というトラブルに発展する可能性があります。

そういった事態を避けるため、保証期間・保証内容を契約書にも記載してもらい、必ず書面で取り交わしをすることを強くオススメします。

まとめ

口頭だけでなく、書面での取り交わしが重要
<口頭だけでなく、書面での取り交わしが重要>

保証については口頭だけでなく、書面での確認と取り交わしがとても重要です。

契約書や保証書に、期間や内容が明記されているかを必ずチェックしましょう。

保証内容に不安がある際は、防水アドバイザーの福島までご相談ください。

また、防水保証についてはこちらでも詳しく解説しておりますので、気になる方はぜひチェックして下さい。

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