外壁塗装の無足場工法のデメリットや注意点はありますか?
更新日:2024年12月27日 BY 福島 慎介
外壁塗装の無足場工法について、防水工事見積もり.comの防水工事アドバイザー福島が回答します。
この記事の監修者
■福島 慎介
神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。
外壁塗装の無足場工法についての質問と回答
【質問】
外壁塗装の無足場工法で検討しています。
足場をかけないので済むというメリットはあるのは知っていますが、デメリットや注意ポイントはありますか?
【回答】
費用のコストカットなどメリットが多い面、しっかりと調査をしたうえで無足場工法を行わないと、逆にトラブルが発生しやすい。
※弁償代などで高くついてしまうケースもあるあります。
「最近流行りの工法なので始めた」という業者が多いので、その辺りの業者の見極めも難しいです。
リスクマネジメントをされている業者に依頼できるかが大切になってきます。
リスクを最小限に抑えるための提案・実行を確認しましょう。
<よくあるトラブル・問題点>
- 塗料の飛散事故などの問題に繋がる。
- 足場を掛ける場合に比べて、不安定な作業のため、品質に影響が出やすい。
- 横風が強い場合は施行を中止しなければいけないので、工期が延びることの頻度が上がる。
- ロープブランコの技術と、外壁塗装、タイル補修、シーリング防水等の技術との両立と専門技術者の育成コストの問題で対応できる業者が少ない
外壁塗装について詳しくはこちらでも解説しています。