雨漏りを放置するとシロアリが発生するのは本当?
雨漏りを放置するとシロアリが発生するかについて、防水工事見積もり.comの防水工事アドバイザー福島が回答します。
■福島 慎介
神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして12,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。
雨漏りを放置するとシロアリが発生するかについての質問と回答
【 質 問 】
雨漏りを放置するとシロアリが発生するのは本当?
【 回 答 】
雨漏りを放置するとシロアリが発生しやすくなるのは本当です。
シロアリは湿気が多い環境を好むため、建物内で水が漏れ続けて湿気がこもるとシロアリの発生リスクが高まります。
シロアリが発生しやすい条件は以下です。
湿度が高い場所
シロアリは乾燥に弱く、湿気のある場所で活発に活動します。
雨漏りによって室内や木材部分が長期間湿っていると、シロアリにとって居心地の良い環境になります。
木材の腐食
雨漏りによって湿った木材は腐りやすくなります。
腐敗した木材はシロアリのエサにもなりやすく、特に構造材や床下部分に雨漏りが続くとシロアリが発生しやすいと言われています。
予防策
屋上防水、屋根、外壁塗装の点検が大事です。
屋根や外壁に亀裂や劣化が見られる場合、雨漏りする前に、早めに修繕して雨漏りを防ぎましょう。
防水工事、屋根工事、外壁塗装を、15年以上なにもしてない場合は、早急に専門業者による定期点検をしてもらってください。
雨漏りしてしまった後の処置まとめ
雨漏りが起きた際は、定期的な換気をしてください。
シロアリが好きな湿気が残らないような環境を作ることが大事です。
シロアリ予防剤を木材に塗布するなどの対策が有効です。
一番大事なのは雨漏りの原因となる箇所を早めに修繕しましょう。
適切に対処することで、シロアリ発生のリスクは低くなります。
雨漏り後の早急なケアがとっても大事です!