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塩ビシートでも脱気筒をつける提案とつけない提案がありました。どちらがいいのでしょうか?

更新日:2023年12月10日 BY 福島 慎介

【質問】

塩ビシートでも脱気筒をつける提案をされる業者と<必要ないという業者もいました。

どちらのほうがいいのでしょうか?

【回答】

結論から言いますと、どちらもOKです。

脱気筒は、水蒸気や湿気を抜いていくための出口です。

国土交通省の規定によると約80㎡に1つ脱気筒を設置していくのが基本です。

塩ビシート自体に、小さな気泡が抜けるようになっている仕様のため 脱気筒は必ず付ける必要はないと言われています。

*ドレン排水溝も出口の1つです

既存防水層や下地に水がかなり浸透している場合は、脱気筒をつけることもあります。

また、屋上やベランダが普段かなりの頻度で歩行している場合は、脱気筒が邪魔になってしまうこともあり付けないほうがいい場合もあります。

付けるのがOK、付けないのがNGではなく、既存の防水層の状態やお客様の使う用途を考慮して脱気筒の有無を決めていきます。

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カテゴリー :防水工事よくある疑問100選 

福島 慎介

神奈川県出身 一般社団法人 防水工事推進協会 代表理事 防水アドバイザーとして10,000枚以上の見積りや防水工事を診断 お客様の立場・視点から分かりやすくお伝えします。

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